世の中には便利なモノやサービスが溢れています。

それらを上手く利用することも重要ですが、「自分で創れないかな」「自分でできないかな」と一度は考えるようにしています。

いろんなことに手を出す人は「結局は中途半端で何も身につかない」と言われがちですが、そうでもないです。

「自分で創る」「自分でできる」ことには様々なメリットがあります。

コスト削減につながる

長期的に見れば自分で創る、自分でできることを増やすことはコスト削減につながります。

今の時代、情報がこれほどオープンになっているのでそもそも「プロでなければできない仕事」というのが少なくなってきています。

様々なスキルを身につけることのハードルが下がってきていますよね。

例えば、Webページの作成。

一昔前までは専用ソフトを使いこなし、HTMLとCSS、Java scriptなどのプログラム言語を理解している人でなければ創ることはできませんでした。

しかし今やWordpressをはじめ、素人でもある程度勉強すれば自分でWebページを創ることができます。

会計業界で言えば、昔は会計事務所に丸投げだった記帳業務が、便利な会計ソフトによって自分でもできるようになっています。

もちろん完璧に行うまでのスキルを身につけるのは難しいにしても、7割くらいできてしまえばあとはプロに任せるという方法もあります。

その分野の「基本の仕組み」が分かっていることこそがアドバンテージになるのではないでしょうか。

すべてプロにお任せ、に比べかなりのコスト削減を見込めるはずです。

生き方に自信が持てる

自分で「創る」「できる」ことを増やすことによって生き方に自信が持てるようになります。

利用する側でなく(完璧でなくとも)「創る」「できる」側に回ることによって、一気にレベルアップできるからです。

身近なところで言えば料理です。

料理は0から1が難しい分野だと思います。

いくら基本を料理本などで学んだとしても、

今まで一度も料理をしたことがない人にとってはとてもハードルが高いものでしょう。

私自身も結婚前はほとんど料理をすることがなかったので、最初は大変でした。

今も得意ではありませんが、料理ができるようになって確実に「自分と家族の健康を守る」という目的意識も持てるようになり、自信がつきました。

モノだけでなく、サービスも「創る」側に回ると自信が持てます。

独立後は、自分で自分のサービスを「創る」ことが必須です。

今までは数あるサービスから選んで利用するだけだったのが、自分でサービスを創ることに最初はとても困難を伴います。(内容、値段設定など)

それでも自分が創ったサービスを誰かが利用してくれたときの嬉しさ、そこで得た自信はサービスを利用する側だけでは味わえないでしょう。

何事にも好奇心がもてる

人は生まれながらに創作意欲があると思っています。

子供は好奇心のかたまりですよね。

どんなことでも知りたがり、やってみたがります。

「自分で創る」「自分でできる」ことを増やそうとすることは、いくつになっても好奇心がもてるということです。

無意識に自分の芽を摘んでいないか、好奇心を抑えていないか。

子供をお手本に見直してみましょう。

まとめ

自分で「創る」「できる」ことを増やすことのメリットを書きました。

もちろんメリットだけでなく身につけるためのコストや、時間がかかるなどのデメリットもあります。

しかし今の時代は、1つのことを100%「極める」より70%くらいの完成度の専門分野を「組み合わせる」能力の方が必要だと思っています。

本日この記事を書くきっかけとなったのは、以下の本に書かれていたことです。

「Hour of Code」というアメリカの非営利団体が運営しているプログラミングのオンラインサービスに関して書いたバラク・オバマ大統領の言葉がこの本の冒頭に書かれていました。

新しいビデオゲームを買うだけでなく、自ら作りましょう。

最新のアプリをダウンロードするだけでなく、設計してみましょう。

それらをただ遊ぶだけではなく、プログラムしてみましょう。(中略)

あなたが、誰であっても、どこに住んでいてもコンピューターはあなたの将来において重要な役割を占めます。

あなたがもし勉強を頑張れば、あなたの手で未来を創り出すことができるでしょう。

プログラミングについての言葉ですが、人生全般においても言えることかなと。

「買うだけでなく、自ら創る」「未来を創り出す」に影響を受けました。とても良い言葉です。

編集後記

リビングにあったテレビが故障したので思い切って捨てることに。

ほとんど見ていなかったのでいらないかな〜と。

大きなものがなくなるととても部屋がすっきりしますね。

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