PCやタブレット、スマホ、プリンタなどのIT機器は仕事に欠かせません。

特にひとりで仕事をすることの多いフリーランスの場合、IT機器は自分の仕事を強力にアシストしてくれる分身のようなものです。

そんな分身のような存在を真剣に選び、考えるようになったのは独立してからでした。

慣れないIT機器での仕事は作業効率が半分以下になる

先日、とある組織の依頼で税務相談を行いました。

念のため自分のPCを持って行ったのですが、いざ

申告書を作成して印刷するにはその組織内にあるPCとプリンタを利用することが必要でした。

いざ使ってみると、

  • 立ち上げがめちゃくちゃ遅い
  • ディスプレイが古く、薄ぼやけている
  • Windowsのバージョンがかなり古い
  • キーボードが打ちづらい
  • エラーが出て印刷ができない、繋がらない
  • 3度に1度、プリンタで紙詰まりが起こる

・・などなど、フラストレーションが溜まる環境でした↓

というか、普段この環境で仕事できるのかな、とも。

もちろん作業がとまっている間、相談者は待ちぼうけの状態に。

時間がもったいないし、待たせているお客様にも申し訳なく感じました。

慣れないIT機器での仕事は、作業効率が冗談ではなく半分以下になります。

人頼みだと、ITに強くならない

・・とは書いたものの、自分もそういえば組織にいたときは自分の使っているIT機器には無頓着でした。

与えらえたものを、ただ使うだけ。

バージョンはこれが良いとか、デスクトップよりノートが良いとか、WindowsよりMacが良いとか

考えることもありませんでした。

自分で購入したものでもないので何かトラブルがあったときはIT担当の人だけが頼り。

予期せぬトラブルがおきた時は人に頼るしかできず、仕事効率も落ちるばかりでした。

当然ITにも強くなりません。

自分で選んでこそ、知識はつく。効率も考える。

一方、独立後は誰もPCなど支給してくれないので、自分で選ぶ必要があります。

高価な税務ソフトもレーザープリンタもFAXもありません。

0から自分で作業環境を作り上げる必要があります。

ただ、自分で0から選んだこそ、ITの知識はついた気がします。

何かトラブルがあったときは、自分で解決するしかないので嫌でも知識はつきます。

「普段使うPCでこれほど作業効率が変わるなんて」

「タブレットによってペーパーレスがここまでできる」

「お客様とのやりとりはクラウドストレージという方法がある」

「メールはGmailで十分」

「実は税務ソフトは最低限でよかった」

「実は会計ソフトはクラウド型で十分だった」

という気づきも独立してからです。

「与えられたものを使う」という受動的な態度によって思考停止していた部分

があったかもしれません。

今や自分の分身であるIT機器なくして仕事は成り立ちません。

毎日接するものだからこそ、なんとなくではなくずっと寄り添える恋人のように、戦略的に選んでみましょう。

まとめ

慣れないIT機器での作業は本当に作業効率が悪くなります。

また、与えられたものを使用しているだけではITトラブルに強くなりません。

最近確定申告の開始日にWindwos7で電子証明書が正常に作動しないというトラブルを聞いた時に、

「ああ、自分で作業環境選べてよかった・・」と思いました。

編集後記

今日は、午前中対面相談1件。

仮想通貨の所得計算は業者にお願いして完了したけれど、確定申告書の書き方が分からないということで

ご依頼してきてくださいました。

今日は結婚記念日なので夕方から家族3人で鰻やさんへ。

16回目。。息子も大きくなるわけです。

Today’s New

念願だった関内の割烹蒲焼 「わかな」で鰻をいただきました

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