私は要領が良いか悪いかでいうと間違いなく悪い方です。

もうちょっと上手く生きられるんじゃないかなあ、と思うのですがなかなか。

無理に多数派に合わさたり、要領よく振る舞うことが苦手で悩んできました。

そんなときに助けになったのがインターネットで同じ価値観を持つ人を見つけられたことです。

早くからPC・インターネットに親しんでいた

父親がオーディオ関係に詳しかったため実家には早くからPCがありました。

(まだMS DOSバージョンで、奥行きのあるブラウン管のときです)

小学生のときから絵を描いたり音楽を作ったりゲームをしたり。

不思議な箱、という感じでした。

大学生で1人暮らしをしていたときに、ISDN回線でインターネットを初めて経験しました。

メールを送信したときは本当にワクワクしてわざわざ相手先に電話してしまったほど(ありがちですね)。

このように小さなころからPC・インターネットに親しんでいたことが今のIT好きにつながっています。

本当の意味でインターネットに助けられたのは子供ができた時

私は大学卒業後ほどなくして子供ができました。

もちろん準備などしていなかったので仕事やお金のこと、子育てをどうしていくか本当に不安でした。

周りは当然ですがまだ20代前半の若い人ばかり。子育てしながら働いている人など皆無でした。

そんなこともあり、まだ当時それほど情報の多くないインターネットで必死にワーキングマザーの情報を漁っていました。

価値観が同じ人を見つけられるインターネット

当時(15年程前)、今ほど子育てをしながら働くお母さんに対して世間の目は優しくありませんでしたし、注目もされていませんでした。(辞めるのが当たり前という雰囲気)

それでも私は経済的に自立した人間でいたい、と強く思っていたので周りとの価値観の差に葛藤していました。

家族からも反対され、とても孤独だったのを覚えています。

そこで見つけたのが「ムギ畑」というワーキングマザーのコミュニティサイトです。

今ではとても有名になった経済評論家の勝間和代さんが運営するサイトです。

当時は、そんなことも知らず会員として登録し、色々と不安や質問を掲示板に書き込んでいました。

そうすると、見ず知らずの自分にも丁寧に説明してくれたり、勇気づけられる書き込みをしてくれる人がでてきました。

初めてインターネットの、その先にいる会ったこともない人たちによって助けられたときでした。

会社を辞めるときもインターネット上で同じ価値観を持つ人に助けられた

結果的に子供が6ヶ月のときから仕事復帰し、その後ずっと働くことになりました。

しかし、前述したとおり私は要領が悪く組織の考えになじめなかったり、疑問ばかり浮かんできて、モチベーションを保つことが困難でした。

残業が続き、疲弊した身体で

「本当にこういう働き方・生き方しかできないんだろうか?」

と思い以前子供ができたときと同じように同じ価値観を持つ人がいないかとインターネットで探し始めました。

そのときも「あ、こういう考え方もありなんだ」

と思える方を何人か見つけられることができ、助けられました。

その一人が税理士の井ノ上陽一さんです。

時間・お金に対する考え方が自分の価値観とマッチして

その後の独立へのきっかけとなりました。

疑問や不安がある人はネットで価値観の合う人を探してみよう

私は独立する前と今では周りにいる人たちも違いますし、入って来る情報も全く違っています。

グループや組織内にいるとそこでの考え方が一般的な考え方ではないかと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。

私たちにはインターネットという武器があり、同じ価値観を持つ人と出会える可能性は広がっています。

もし私が妊娠時にインターネットをしていなかったら、ムギ畑に会員登録していなかったらワーキングマザーにはなっていなかったでしょう。

独立など自分にできるわけない、と思っていた会社員のときにインターネットで価値観の合う人を探していなかったら独立もしていなかったでしょう。

今はSNSもあるので当時よりも価値観の合う人を探しやすい環境になりました。

閉ざされた環境で悶々とするのではなく、自らインターネットの海の中で自分の価値観と合う人を探すとその後の人生が開けてくる可能性が高まります。

自らも情報を発信して、価値観の合う人に見つけてもらうことも大事です。

まとめ

インターネットのある時代に生まれて本当によかったと思っています。

時間や空間を超えて価値観の合う人を見つけられる、このことは人生を変えられる力を持っています。

編集後記

昨日は、事務作業を自宅にて。

その後問い合わせ対応など。

別士業の方からの問い合わせは初めてですがこれもネット営業ならでは。

ブログの力をまた感じました。

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