役所などから届いた納税や保険料に関する通知で

「なんだかよく分からないな・・」

と思ってもとりあえず払っておいたという経験はありませんか?

日本は役所など公的機関に対する信頼が厚いためそのようなところから発行された書類については絶対と思う傾向があります。

ただし一度はその書類に関して「何故来たのか?」「内容は何なのか?」「金額は合っているのか?」等確認する必要があります。

我が家にもよく分からない納付書が・・

最近我が家でも「?」と思う書類が届きました。

それは夫の住民税の税額変更通知書・納付書でした。(追加支払い5万円程度)

夫は給与所得のみのサラリーマンです。去年勤務先で年末調整を受けましたが、後日確定申告をしなければいけない項目を発見して確定申告をしたのでした。

サラリーマンの住民税は、原則給与から差し引かれる「特別徴収」という形になります。

よく副業がバレないように確定申告書の住民税の徴収方法を「普通徴収」(自分で納める)に〇をする方法が伝授されます。

ただ普通徴収が可能なのは給与・公的年金等所得以外の所得となりますのでいずれにしても給与所得は特別徴収となります。

また、年末調整後に確定申告をしたことにより税額が変更しても、その変更分は税務署から市区町村へ、市区町村から会社へ通知がいき正しい金額に基づき特別徴収が毎月行われるようになります。

今回はなぜか増えた分の住民税が普通徴収として一括で納付書が送られてきたのでした。

会社の人、役所の人もすべてを分かっているわけではない

念のため夫が会社の担当者に確認したところ、

「外注先に給与支払報告書の提出をお願いしていたが、外注先のミスで一部の市町村で給与支払報告書の提出が行われていなかった。今年の5月以降になってから提出した。」

との回答。

給与支払報告書とは、税務署に提出する「源泉徴収票」と同じ様式で各従業員の市区町村に毎年1月末までに提出する書類です。

この書類によって市区町村は各従業員の住民税を計算します。

という訳で市区町村への夫の所得の報告が遅れた、ということが分かりました。

(聞かないと会社も詳しく教えてくれないのですね・・)

次に、住民税の税額変更通知書に関してお問い合わせ先(市役所市民税担当)に電話で連絡。

追加税額のお知らせが来た理由、追加税額の計算根拠、追加税額が普通徴収で一括で徴収される理由などを夫と一緒に聞きましたが

「それは特別徴収センターの方で・・」「担当ではないので・・」

という対応で役所って縦割りだな~とあらためて感じました。

自分たちで納得できるまで行動しよう

結局計算根拠は後日送ってもらい確認できました。

しかし、本来特別徴収すべき税額が普通徴収で一括徴収される理由ははっきりとはできませんでした。

確定申告書は期限内に出してますし、給与支払報告書の提出が遅れた原因は会社なのでモヤモヤ感が残ります。

今回は様々な原因が重なって起きたようですが、何事も鵜呑みにせず自分たちで確認することって大切だなと感じました。

誰だってよく分からないまま損するのは嫌ですよね。

たとえ公的機関からの書類でも自分たちで納得できるまで確認する習慣を身につけることが大事です。

編集後記

昨日は夕方からダヴィンチコードの続編映画「インフェルノ」を見に行きました。

息をつく間もない程のハラハラ感が良かったです。(多少ハラハラしすぎて疲れましたが(^^;)

普段映画はAmazon primeで観ることが多いのですがたまに映画館行くのも臨場感溢れて良いですね。

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