【お勧め本】「会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。」青野慶久さん著ー「カイシャ」「シゴト」実体のないものに振り回されていないか

【お勧め本】「会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。」青野慶久さん著ー「カイシャ」「シゴト」実体のないものに振り回されていないか

サイボウズの社長の青野慶久さんが書いた「会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。」という本を読みました。(「モンスター」という言葉に惹かれて)

私は今独立していますが、「会社員としてモチベーションを保ちながら働くにはどうしたらいいか?」ということに個人的に興味があり手に取りました。

 

この本の中で青野さんは会社のことを「妖怪」とも書いていて、とても興味深かったです。

長年私も会社員をしていたので、「会社ってなんだろう。」と心の中で思っていたことを

明確にしてくれたのでとてもためになりました。

現在会社員の人であれば、読んでおくと明日からの働き方が変わるのではないかと思います。

「カイシャ」は実体がない妖怪

よく巷で、

「カイシャ(青野さんは会社のことをゼロベースから考えるために敢えてカタカナで書いています)のために」

「良いカイシャに入りたい」

「カイシャの命令だから仕方ない」

ということを聞きますが、「カイシャって何だろう」という根本的な疑問について考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。かくいう私もその1人でした。

カイシャは会社法という法律で「法人」という風に定められています。

カイシャを動かしているのはもちろん人ですが、それとは区別して実体がないにもかかわらず法律上「人」として無理やり扱っているのです。

カイシャは実体がないにも関わらず銀行口座をもったり、事業上得た利益を内部に溜め込むことができます。

「実在しないくせに大金持ち」「生身の人間よりも有名」ということで、著者の青野さんは「まさに妖怪」と表現しています。

確かに、

「良いカイシャ」

というのも変な言い方ですね。

「カイシャ」という実体はないはずなのに、何を持って「良いカイシャ」なのか。

「カイシャの命令」というのも変な感じがします。実体のないカイシャが命令などできるはずがありません。

結局のところ、カイシャを実際に動かしている人(代表取締役)によって良いカイシャかどうかは決まるということを著者は言っています。

言われてみれば当たり前のことなのですが・・私も思い当たることがあります。

ネームバリューのあるカイシャに入るだけで、自分はすごい人になったような。

今までどれだけ実体のない「カイシャ」に振り回されてきたんだろう、と思います。

カイシャ員は、代表のために働く。信頼できる人のところで働くことが第一

著者は「カイシャのため」という人に反論するそうです。

カイシャを動かしているのは代表であるし、カイシャのお金の使い道を決めるのも代表です。

つまり、巷でネームバリューのあるカイシャ、利益の出ているカイシャを基準に選ぶのではなく、

代表のために働けるかどうか、代表の考え方に賛同できるかが大事ということです。

つまり、よく見ておかないといけないのは、カイシャというモンスターのブランドやイメージではなく、生身の人間である代表取締役が本当に信頼できる人なのかどうか。

そこを間違えると、知らぬ間に搾取されていたり、仕事が全然楽しくなかったりしてしまうわけです。

この考え方は、腹落ちしました(会社員のときに知っておけばよかった!)。

私も恥ずかしながら「ネームバリュー」「そのカイシャに入ることの自己満足感」などを優先させ、代表が信頼できる人なのかを考えていませんでした。

もちろん自分のスキルアップのためにカイシャを選ぶということもありますが、「代表のために働く」という考えは今までなかったので新鮮でした。

会社員の方は、一度代表の考え方が自分の考え方とマッチしているか考えてみると良いと思います。

実体のないものは他にもー「シゴト」

この本を読んで実体のないものって他にもあるなあ、と思いました。

例えば「シゴト」。(敢えてカタカナで書きます)

「シゴトが終わらない」

「シゴトがあるから帰れない」

「シゴトで残業だ」

自分にとって、「シゴト」って何でしょうか?

営業報告書を書き上げること、

顧客用のプレゼン資料を作ること、

経営分析すること、、、

人それぞれたくさんあると思いますがおそらくどれも「本質的」ではない気がします。

やはりここでも関係するのがカイシャ(つまり代表)の考え方(理念)だと思います。

例えばサイボウズであれば「グループウエアで世界No.1になる」という代表の理念があるのでその考え方に則ったシゴトということになるでしょう。

代表の理念が理解できなければ「やらされ感」は必ず出てしまいます。

カイシャ選びは自分の考え方に合う代表選び、と言っても良いのかもしれません。

まとめ

10年前までサイボウズは離職率が高く決して働きやすい会社ではなかったようです。

現在は副業解禁などを経て働きやすい会社になったそうです。

「カイシャ」とは実体のない妖怪のようなもの。

「カイシャのために」は思考停止ワード。

「カイシャ選びのポイントは、代表のために働けるかどうか」。

働き方に悩んでいる人、転職を考えている人に特にオススメの本です。

編集後記

昨日は、千葉県の海辺、砂浜を裸足で歩いて初夏の海、風を満喫。

お陰で(?)ずっと治らなかった咳も治りました(^_^;)

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