[お勧め本]毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた! 井ノ上陽一著


私が尊敬する1人税理士の井ノ上陽一先生の新刊が出ましたので週末読みました。

小手先の技術などではなく、根っことなる考えがきっちりと書かれていて読み応えがありました。

共感できる部分や気付かされる部分がたくさんありましたのでいくつか抜粋していみたいと思います。

人生では3万円が1円ずつ減っていく!

人の寿命を80年と考えるとたっぷりあるような気がしますが、日数に直すと約3万日弱。

「人生は3万日」で毎日1日ずつ減っていくと考えると人の一生はあっという間な気がします。

これを井ノ上さんはお金に例えていて、

「財布の中に3万円あり、毎日そこから1円ずつ減っていくのが人生」

と書かれています。財布の中は減る一方で増やすことはできない、それが時間なのだと。

しかもこれは寿命まで生き延びたという仮定の話で、事故や病気でいっぺんにお金がなくなってしまう可能性もあるのです。

私はその3万円が入っている財布から1円がどんどんなくなっているところをイメージしてみて、少し恐怖を感じました。

私たちは頭ではこのことを分かっていても目の前のことばかりに気をとらわれて考えようとしていないのかもしれません。

「終わり」を意識することは必然的に「今」を大切にすることにつながります。私も毎日自分に残された日数をカウントしたいと思います。

時間をあらかじめ「天引き」する

給料は税金や社会保険料などが予め「天引き」されています。残りの振込額で家賃や食費などの生活費をまかなうことになります。これがもし天引きされないで後から税金や社会保険料を支払う場合には、うっかりその分を使ってしまった・・ということになりかねません。

このように天引きは「残された金額だけでやりくりする」というようにお金の使い方を上達させてくれるという面もありますが、これは時間にも言えるのではないか、と著者は言っています。

税理士業界や企業の経理・財務部門を例にとると、業務上「繁忙期」というものが必ずあります。

私の周りでは「繁忙期は忙しくて当たり前→プライベートは後回し」という思考の方がほとんどでした。

しかしその思考ではいつまでたっても時間の使い方は上手くなりません。

井ノ上さんは、まず仕事以外の時間を天引きして残った時間で仕事をやりくりする枠組みを作ることを勧めています。

「仕事のかかる時間を圧縮するためにも、まずは仕事以外の時間を天引きする。」

「仕事以外の時間」の中には、睡眠や食事、移動、準備などの他運動、趣味など「仕事以外にやりたいこと」も含まれます。「仕事以外にやりたいこと」をまず予定に組み入れてしまってそれに合わせて仕事を制限するのです。

例えば、生活にどうしても必要な時間が10時間(睡眠7時間、食事、準備他3時間)だとして、少し残業して勤務時間9時間・移動時間2時間、それでも24-10-9-2=3時間しか残りません。

さらに残業が毎日数時間もあるような人だったら生活時間をも減らさなければいけない可能性があります(雇う側がそれを放置していたら本来問題のはずですが・・)。いかに日本のサラリーマンは時間がないかが分かります。

よく「仕事が落ち着いたら・・〇〇したい」「時間ができたら・・〇〇したい」ということを聞きますが「お金が余ったら貯蓄する」が上手くいかないのと同様、期待できないことではないでしょうか。自分の人生を自分でコントロールできないのは、やはり物悲しいです。

自分の人生をコントロールするためには「自分のやりたいことをまず24時間から差し引く。残った時間で仕事を終わらせる!」というシンプルな考え方が必要なんだと分かりました。

時間を大事にしない人への対処法

あ、いるいるこんな人・・と思ったのが「時間泥棒」を書いているページでした。

「飲みにいこうよ」「あのさぁ~」「そういえば」「これやってくれない?」などなど・・。

世の中には時間を大事にしない人の方が多いと著者は書かれていますが私も同感です。

いくら口では「仕事の効率化を進めて・・」と言っていても本当に就業時間中に終わらせようと思っているのか疑問に思うような人もいました。

そんな時間泥棒から自分の時間を守る鍵は「上手に断る」こと。

私は会社勤務時代、これができませんでした・・。

あくまで相手の機嫌を損ねず、穏便に断る技術がやはり会社員には必要だと思います。

自分で時間を制限した後は、他人も制限する。これができればかなり自分の人生をコントロールできるのではないでしょうか。

業務スピードを加速させる

後半のページには仕事時間を圧縮させるための実用的なスキル(タッチタイピング、ファイル管理、オフィス系ソフト、ショートカットキーなど)が紹介されています。

これらのスキルは我々税理士などの専門家はついつい後回しにしてしまいがちです。しかし一度身につけてしまえば一生使えるスキルなので見逃す手はありません。

ここで紹介されているもので早速実行してみたのが「すぐメモ術」。

Evernoteというメモやネット上の記事、写真などすべての情報をPCとスマホで両方同時に記録できるソフトがあります。

私も元から使っていたのですが、スマホでEvernoteを操作する場合PCと基本的に同じ画面なのですぐに書きたい場合に少々面倒を感じていました。

そこでスマホ専用の「FastEver」というアプリが紹介されていたのでダウンロードしてみました。

このアプリはワンプッシュで編集画面に行けて、更に1行目が自動的に題名になるのですぐにメモしたいときに重宝しています。

こういったITスキルは小さなことでも積み重ねるとかなりの時間の節約になるはずです。

まとめ

井ノ上陽一先生の新刊「毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!」を読んで共感した部分、気づかされた部分をまとめました。

今現在残業が多くて悩んでいるサラリーマンの方にも、独立して事業を行っている方にもお勧めのタイムマネジメントの本です。

編集後記

普段、スナック菓子はほとんど食べないのですが週末急にカラムーチョが食べたくなってコンビニで買いました。

子供の頃からあるお菓子がまだあるって考えてみたらすごいですね。

暑いと自然に辛い物を求めてしまうのかもしれません・・。今日も衝動が^^;;


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