最近、あらゆる境界の意味を考えるようになりました。

例えば、国境。

私はネットビジネス、仮想通貨など目に見えない事業をしているお客様が多いことから、

「国境」「目に見えるもの(土地・商品など)」を前提に組み立てられている税法の枠内では非常に難しい問題がたくさん出てきます。

テクノロジーの進化によって国境をはじめ、色んな境界が消えていっている気がします。

国家VS企業

GoogleやApple、Amazonなどの巨大企業は既に国家レベル、若しくはそれ以上の力を持っています。

こうなってくると、巨大企業が国家のような役割を果たすことも考えられます。

現に、Googleは無償で発展途上国にインターネット環境を提供することを行っています。

インターネット環境は水や食料と同様、必要不可欠なインフラです。

情報が不足している、ということは今の時代致命的な状況です。

そんな状況を国家レベルの財力で解決してしまう巨大企業はもはや国家と区別する必要すらないのではないでしょうか。

資金源は異なりますが(国家は税金、企業は資本金)、「誰かの役に立つ」という目的は同じです。

更にクラウドファンディングなど多数の人から資金を集めることが可能となった今、競争力・スピード力のある企業が力をつけ、国家は最小限になっていく流れが進んでいくのではないかと思います。

 

リアルVSバーチャル

リアルとバーチャルの境界も曖昧になってきました。

「リア充」という言葉があるように、

リアルとバーチャルは分断されているのが前提でしたがその境界もなくなってきています。

また、人間の五感をあたかも現実かのように体感させる「VR」の出現で、

よりリアルなバーチャル体験もできるようになりました。

そういえば、昔「ときめきメモリアル」という擬似恋愛のゲームに兄がハマっていましたが、

もっとリアルなものとして

一日中自宅でヘッドマウントディスプレイを装着して、お気に入りの異性とデートする時代がもうすぐ来るかもしれません。

今想像していたらなんだかワクワクしてきました。。(仕事しなくなっちゃいますね、確実に)

境界が曖昧な時代に、変幻自在に生きる

境界が曖昧になっていく時代に、大事なことは境界内で狭く考えるのではなく、変幻自在に生きることだと思っています。

特に、私がしている仕事は「国家・国境」があってこその仕事で、今後正直どうなるかわからないな、と思っています。

特に悲観はしていませんが、この先10年、20年間で人の生活や仕事は上記に掲げたものも含めますます様々な境界がなくなっている世界になっていると思います。

そんな時代に上手く生きていくのは境界内で収まっているのではなく、

変化に柔軟に対応し、しなやかに生きることだと思っています。

まとめ

今日書いたことは佐藤航陽さん著の「未来に先回りする思考法」という本に影響されて書きました。

「未来に先回りする」という題名通り、点ではなく線で考える、ロジカルシンキングの弊害など参考になることが書かれています。

編集後記

今日は仮想通貨取引を行っているお客様の申告を粛々と。

交換を何度かしてると「ええと、こっちを売ってこっちを買って・・で、平均単価が・・」と頭の中を整理するのに時間がかかり。。

なんとか損益計算完了しました。

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