デジタル・AIを使わない授業が良かった話
- 2026.02.10
- AI
数日前からイギリス・ロンドンに来て半日仕事&半日語学学校に通っています。
その語学学校が、意外にもデジタル・AIを全く使わない授業で、
それがとても良かった話を書きます。

ロンドンといえば最先端ぽいけど、、
私が通うのを決めた学校は、ロンドンの中心部からほど近いところにあります。
街中はかなり最適化されていて、飲食店やスーパーなどのお店はほぼキャッシュレス、無人レジ(セルフレジ)です。
電車はオイスターカード(日本でいうSuica)も不要で、スマホのクレカ(Apple PayやGoogle wallet)で支払えてしまう。すごく進んでる気がしました。
そんな中、街中にある語学学校なので、
きっとみんなPC持参でタブレットにデジタルペンで書いてAIも駆使して、、という光景を想像していたのですが
初日に言われたのは「ペンとノートを持ってきて」
という意外な指示でした。
AI、デジタル使わないから想像力を駆使する
授業中はもちろんスマホ撮影禁止。
とにかく全身を使いましょう的な感じで。
例えば、知らない単語がでてきたときにすぐにAIやデジタルで調べるのではなくて、
「知ってる人が知らない人に教える」
というワークショップをしました。
それで、私は「pretend」(〜のふりをする)という単語を知らない隣のトルコ人の方に説明しなきゃいけなかったんですが、これがまた難しい。
日本語ですら類義語考えるの難しいのに英語で他の言い回し考えるなんて!と、、
「immitation」(真似する)と似てるよ!と言っても「immitationがわからない」と言われて、ええと、子どもが母親になりきるとか、、といった状況説明的なものを駆使して理解してもらうという。
想像力爆上がりでした。
便利なツールで失っているもの
こういう一見「なにそれ非効率」「意味あるの」と思われるような必死さ、熱っぽさこそ、便利なツール(AI、デジタル)によって失っていることなんじゃないかなあとも思ったんですね。
私が参加しているのが30+コースという30歳以上の大人向けのクラスなのですが、
大の大人が皆必死に言い回しを考えてるのはなかなか興味深かったです。トピックも大人向けで、英語だけじゃなくて社会問題なども学べます。

便利な世の中になったからといって、皆が幸せになっていないのは(むしろ不幸になっているのは)、ここらへんに理由がありそうです。便利なツールで失っているもの。それは想像する楽しさ、自分と周りの人ととの相互作用なんじゃないかなとも。
私が必死に説明しているのに代えて、AIに完璧な説明をしてもらったほうがいいのか。「解決」はするかもしれないけど、何かを失っている気がします。
もちろん、介護や運転手など、人手不足が深刻な分野や、人間のクリエイティブをサポートすることにはどんどんAIをはじめとしたテクノロジーを使うべきではあります。一方、人間の想像力を消してしまわないように使い方には気をつけないといけないな、と。
AI・デジタルとの付き合い方、色々考えるべきことはたくさんありますね。
編集後記
土曜日からイギリス・ロンドンへ。14時間フライトは、意外とあっという間でした。
張り切って防寒対策をしてきたのですがどうやら日本の方がずっと寒いようで(積雪したとか)、
ロンドンはそれほど寒くなくて拍子抜けしました。

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