無理に髪をまっすぐにすることをやめた話
- 2025.06.11
- 暮らし

私は小さい頃からものすごい癖っ毛と多毛で(人に言うと結構驚かれるのですが)、
ずっとコンプレックスがありました。

*クセがひどいときはアップにしてごまかしていた
さらさらの友達や芸能人を見ると、
ああ、あんな髪になれたら…とずっと思っていました。
(ちなみに息子は父親に似てちょうどよいクセのアッシュ色の髪の毛でうらやましい)
そんなときに美容院に現れた、「縮毛矯正」という救世主メニュー。
20代はじめくらいからかけはじめて、すでに20年以上たっています。
でも…最近やめてしまいました。ぱったりと。なんてことはありませんでした。
きっかけは、美容師さんのラジオ
先日、お気に入りのパーソナリティさんのラジオを聞いていたのですが、
ゲストとして美容師さんが招かれていました。
内容はいわゆる「ルッキズム」(見た目を過剰に意識する風潮)だったのですが、
その中でその美容師の方が
「縮毛矯正はねえ、解せないですよ」
とおっしゃっていたんです。
その片曰く、まっすぐにしたい人がいる一方で
カールを付けたい人もいて、結局はないものねだりだと。
日々少しだけアイロンで整えるくらいだったらいいけど、
縮毛矯正は髪のダメージも大きいし、
伸びてきたら根本だけ癖っ毛で毛先だけまっすぐという
すごく微妙なスタイルになってしまう。
だから、「縮毛矯正をかけ続けるしかない」と思い込ませて、
美容院が儲かる仕組みもあると。
自分だったら無理に勧めずにカールを活かす
スタイルを提案するかも。といっていました。
20数年間、「曲がっているものはまっすぐにしたほうがいい」と完全に思い込んでいた自分に疑問符をつけられた瞬間でした。
やめてみたら、なんてことなかった
実は、このラジオを聞く前に
「いつもの縮毛矯正行くか」
と美容院に行っていました。
でもたまたま、私がメニューを間違えていて
縮毛矯正を受けられませんでした。
すごくソワソワしたけど、その日はカットだけになりました。
20年以上、縮毛矯正をかけ続けてきたので(美容院の滞在時間はいつも3時間超え)
久しぶりの「カットだけ」の体験は新鮮でした。切るだけだったらこんな早いんだって。
え、めちゃ楽じゃんお金も時間もかからないし。
となんだかふと力が抜けてしまいました。
もちろん、今の時期は梅雨なのでぐにゃぐにゃ度がひどいのですが(癖っ毛の皆さんだったらわかってもらえると思いますが…)、なんというか、ぐにゃぐにゃの自分に慣れてきました。
現に、いま多少のクセがでてきていても誰からも何も言われません。
どうしても気になるときは、ヒートブラシという便利なものを知ったので、それでちょっと調整してます。若い頃と比べて、さすがに髪も細くなり多少は少なくなったのでボンバー系にはならなくなったのも大きいです。

他にも思い込んでることあるかも
ラジオで美容師さんが話しているのをたまたま聞いて、20数年続けてきたことをやめてしまうなんて、本当に驚きです。でも、本当になんでこんなにまっすぐにこだわっていたのかちょっと意味不明です。
他にも、
「〜じゃなきゃいけない」
という思い込みがあるかもしれません。
私は自分のことを割と柔軟な人間だと思っていたので、こんな思い込みがある事自体にびっくりしたので、きっとあるのだと思います。
そういう気付きって、本当にいつも外部からいきなりきます。
だから、いろんな場所に出かけて、いろんな人の話を聞くのって
大事だなと思った出来事でした。
編集後記
20数年間、髪をまっすぐにすることを全く疑っていなかった自分が変わったことを書きました。
いま中途半端なので、早く伸びてほしいなーと思います。
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