税理士の仕事の魅力は、ビジネスを行う様々な人たちと接し、常に勉強ができること
9/82017
カテゴリー:税理士・税理士試験
昨日は、今月決算を迎えるお客様との打ち合わせでした。
1期目から順調に売上を伸ばし、従業員も増え続けています。
さぞ忙しいだろう、と思うのですがご本人からは余裕さが感じられ、事業の話になるととても楽しそうにお話しされる様子が印象に残りました。
様々な立場のフリーランス・経営者の方と接することのできる税理士は、お役に立てると同時に常に勉強させてもらい刺激も受けることができる、恵まれた職業だと思っています。
事務仕事がなくなるのは大歓迎
私は正直仕訳だとか、税務申告書作成だとかの事務作業は好きではありません。(簿記の勉強は好きでしたが)
必要なことではありますが、どんなにここを頑張ろうと何かを生み出すものではないからです。
実際私が事務作業を行う場合には機械を最大限利用して効率化を図ります。
しかし従来の税理士の仕事はこの事務作業が中心でした。
幸運なことに、世の中はそういった事務作業は機械化の流れが進んでいます。面倒な作業は機械がほとんどやってくれる世の中になろうとしています。
事務作業が好きな方はさておき、税理士にとってもお客様にとっても事務作業の機械化はとても歓迎されることです。
機械化を支援し、その先のビジョンを共有していくことに意義がある
お客様には面倒な事務作業は機械化し、事業に専念してもらいたいと思っています。
実際に機械化の支援(クラウド会計導入)をサポートする仕事もしています。
事務作業の機械化の先には、もっとすべきこと(数字を見れるようになったり、生かすことができるようになる)があるはずです。
最終的にはお客様がビジネスを通して行いたいこと(ビジョン)を共有していくことに税理士の意義があると思っています。
税理士が関わる人たちは広範囲にわたる だからこそ勉強になる
士業は税理士の他に弁護士、司法書士、行政書士、社労士・・など様々なものがありますが、副業を行なっているサラリーマン、フリーランス、経営者など広範囲に渡る人たちと身近に接することができる士業は税理士ではないでしょうか。
税金はどんなビジネスにも必ず関わってくる問題です。
広範囲にわたる人たちと接するからこそ、税理士が有していなければいけない知識も広範囲に渡るのですがそこが面白くもあります。
税法だけでなく民法、商法(特に会社法)、労働法その他業種に関わる様々な法律をその都度勉強していく必要があります。
好奇心旺盛で、勉強が好きな人であれば一生勉強し続ける税理士という仕事は向いているでしょう。
まとめ
お客様と接するたびに、税理士という仕事は恵まれている仕事だなあとつくづく思います。
税理士になりたいという人が減ってきているということですが、事務作業で稼げなくなったという点が強調されているからだと思います。
実際は、今までやるべきだった税理士の本来の仕事をしていく、ということだけの話な気がします。
従来の税理士像にとらわれずお客様目線でどう役に立てるかを考えていくことが大事だと思っています。
編集後記
昨日は午前中お客様と打ち合わせ、その後とあるサービスに申し込み。
夜は夫が出張でいなかったので息子と出前ピザ&チキンをとりテレビを見ながら夕食。
いつもはテレビ禁止ですがたまにはいいかなと(^_^;