確定申告の期限が迫ってきており、この時期1年分の領収書を整理するだけでうんざりされている方もいらっしゃるでしょう。

色んな人が既に言っていることなのでベタですが、経理を効率化する第一歩としては

「毎日経理をする」

に限ると思っています。

1週間も経つと自分が何をしたか忘れる

お恥ずかしい話、私自身ここ最近会計入力が滞っていました。(クラウド会計を利用しています。)

土日に1週間以上溜め込んだデータ入力をしていたら結構自分が忘れていることに気づきました。

「この入金なんだっけ?」

「この日はどこに行っていくら交通費がかかったんだっけ?」

「この飲食代のレシートは誰と行ったんだっけ・・」

という具合に。

思い出すのに時間がかかるだけでかなり非効率です。

そんなことをしていると、入力だけで満足してしまいその後の戦略を考えることがおろそかになってしまいます。

毎日の日課として経理は欠かせないとあらためて感じました。

テクニックよりもまず経理を日課にする

経理を効率化、というとExcelを使ってインポートする、高速入力する、レシートスキャンして自動入力する・・などテクニックに目がいってしまいますが

まずはアナログでもいいので「毎日経理をする」を習慣にすることが大事だと思っています。

私自身、会計・税務を専門として仕事をしていますが

経理など細かい作業が得意かというとそうでもありません。

むしろ苦手な方です。

そういう人間こそ、誰にでもできる「毎日経理する」は必須だと思っています。

溜まったレシートを入力するのは骨の折れる仕事ですが、毎日のレシート入力をルーティン化してしまえばさほど時間が取られるものではありません。

経理は面倒?事業継続には欠かせないもの

私は企業の経理部門でずっと働いてきましたが、経理部門は会社を継続していく前提である数字を管理する大切な部門です。

決して「利益に貢献しない部門」「面倒なことをする部門」ではありません。

独立した今も規模は違いますし管理するのは自分の事業ですが同じ考えでいます。

日々の数字を管理することは今後の事業戦略を考えていく上でも必須です。

数字は、自分のものにして初めてその大切さを実感できます。

外部に任せず、まずは毎日向き合うことを習慣にしましょう。

(自分への戒めを含め・・・)

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経理部は情報を創造・提供する、経営に一番近い部署

まとめ

経理効率化の第一歩は毎日経理をすることから。

クラウド会計ソフトだと処理していない件数がトップ画面にでるので嫌でも気になります。

「面倒なもの」から「数字を利用していこう」と戦略的な考えへシフトしていきましょう。

編集後記

今日は午後、物販で開業される予定のご夫婦からの税務顧問相談。

会社員として副業で行っていた事業が大きくなってきたので独立されるようです。

クラウド会計のメリットや節税についてお話させてもらいました。

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