WordPressを手動でバックアップ・復元する方法
4/282016
カテゴリー:Wordpress
ある日Wordpressの画面が真っ白に!
昨日の編集後記にも書きましたが、Wordpressを自力で運用していくためにはもしものときのバックアップが欠かせません。
私が利用しているさくらインターネットのHPには、下記のとおり示されてありデータの管理は基本的に運用者本人にあることとなっています。
WordPressには無料のバックアッププラグインである「BackWPup」がありますが今回は手動でバックアップ・復元する方法を紹介します。(さくらインターネットの場合。他のレンタルサーバでは方法が異なります)
バックアップの手順は以下のとおりです。
- WordPressのデータベース部分をバックアップ
- WordPressのファイル部分(画像など)をバックアップ
データベース部分をバックアップする
WordPressは「MySQL」というデータベース方式を採用していますのでまずデータベースファイル(SQLファイル)をバックアップします。
さくらインターネットのコントロールパネルを開いて、データベースの設定→管理ツールログインを選択します。
「phpMyAdmin」というデータベース管理ソフトが立ち上がりますので契約時に設定したユーザー名・パスワードを入力して実行するボタンをクリックします。
管理画面を開いたら、右上に「エクスポート」というタブがあるのでクリックします。
次の画面が立ち上がるので、エクスポートファイルのうち自分のデータベース(information_schema以外)を選んで実行ボタンを押します。
ダウンロードが始まるので適当なフォルダに保管しておきます。
このとき、SQLファイルを扱うソフトがないと適当なソフトで保存されてしまいます。(私の場合はなぜかインターネットエクスプローラーになってしまいました・・)
Accessなどが入っていれば大丈夫かと思いますがない場合はSQLファイルを扱うことのできるフリーソフトを窓の杜社などからダウンロードしてきて保存してください。
これでデータベース部分のバックアップは終わりです。
ファイル部分をバックアップする
次にWordpressを構成する画像やプラグインなどのファイルをバックアップします。
こちらはサーバーにアクセスして、丸ごとフォルダをダウンロードしてきます。
レンタルサーバが提供しているFTPツールを利用する方法もありますが操作の分かりやすいフリー転送ソフト「FFFTP」を使って今回は説明します。(FFFTPは窓の杜などからダウンロードできます)
FFFTPソフトを開いて、初期設定を行います。(ホスト名等はさくらインターネットのコントロールパネルで確認できます)
初期設定が終わったら接続し、右のサーバー内から自分のデータベースのフォルダを見つけます。
右クリックして、ダウンロードを選択すると、ローカル(左のフォルダ)に自分のデータベースのフォルダがすべてダウンロードされます。
これで、ファイル部分のバックアップは終了です。
データを復元する
データベース部分とファイル部分とを復元する手順は以下のとおりです。
まずデータベース部分を復元します。
バックアップのときに使用したphpMyAdminの管理画面から「インポート」を選択します。
データベースを選択し、バックアップ時に保存したSQLファイルを参照して実行ボタンを押せばインポートが完了します。
これでデータベース部分の復元は終了です。
次に、ファイル部分を復元します。
FFFTPを開いて、接続します。
バックアップ時にローカルに保存したフォルダを選んで右クリック、「アップロード」をクリックします。
サーバー内にフォルダがアップロードされます。これで復元は完了です。
データを確認する
復元後は、以下の点を確認することをお勧めします。
- 固定ページ、記事はすべて復元されているか
- プラグインは有効化されているか
- ウィジットが元通りに設定されているか
- その他パーマリンクの設定など
まとめ
もしものときのWordpressのバックアップ・復元方法をまとめました。
以上の手動の方法以外にも必要なデータだけバックアップを取る方法、プラグインを使う方法等様々なので色々試していきたいと思います。
いざというときに慌てないためにも手順を確認し実際に試してみることが重要だと思います。
編集後記
会社勤めをやめてから運動不足が深刻になったため、スポーツジムに通うことにしました。
家の近くのJOY FIT24とい24時間営業、マシーン専門の所へ見学しに行きました。
お昼頃行ったところお客さんは女性が2名のみ。黙々と運動していました。一番混むのは夕方7時以降、サラリーマンの方がどっとくるようです。
スポーツクラブというとみんなでワイワイ、といイメージが強かったのですが、最近では小規模で24時間営業、施設も最低限というところが増えているみたいです。
そういえば他の業種でもそういう傾向はありますね。小規模スーパーのマイバスケットなんかも単身世帯用の必要最低限のものしか置いていないけど繁盛しています。
こういったマーケットを絞ったサービスは時代の流れですかね。
いずれにしても私は誰とも話さず黙々としたいので^^;;いい所を見つけました。
あとは、普段運動の一つもしてなかった自分がどれだけできるか・・まずは継続あるのみです。