働く時間・場所は自分で決める
3/52018
カテゴリー:テレワーク
同じ大学院卒業で、税理士業をしている知り合いの事務所を訪問しに行きました。
事務所の写真を見て、これは是非行かねば!と思ったからです。
心地よい空間を自分で作る
税理士事務所というと、今まで雑然と紙のファイルや書類が積み上がり、、といったところばかり見てきました。
今日訪問した事務所はそんなイメージとは全くちがうカフェ風の落ち着いた空間。
ボルダリング(飾り)あり、趣味のサーフィン雑誌あり、ちょっとした料理を作れるスペースありの心地よい空間でした。
(執務スペースは独立した部屋に区分されており、奥にひっそりとあります)
もちろんプロジェクターやホワイトボードあり、ちょっとしたセミナーにも利用できます。
「税理士事務所とはこういう場所だ」という固定観念をとっぱらって心地よい空間を1から作り上げる行動力に感心しました。
週休3日、1日6時間勤務がパローメーター
さぞかし心地良い場所だろうと思い
「こんなところだったらずっと仕事していたくなりますね!」
と言ったら
「今は週休3日、1日6時間勤務です。これ以上超えるとまずいと思っています」
とお答えしてくれました。
税理士の繁忙期(といわれている)この時期に上記の働き方を実現できる税理士は
それほどいないでしょう。
しかし、
「確かに、働く時間はその人自身が決めればいいことであって、周りに合わせる必要はないんだった」
とあらためて思いました。
彼にとっては家族を支え、自分自身に余裕を持てる働き方が週休3日、1日6時間勤務であっただけです。
働くのも自由、働かないのも自由。
「固定された勤務場所、週休2日、1日8時間勤務、残業あり・繁忙期あり」にこだわる必要はありません。
自分で働き方・生き方をデザインする
こういった自由な働き方は独立・起業している人だけにしか関係ない話ではなくなってきています。
実際、私の顧問先のお客様は会社員+αで事業を行っている方が何人もいらっしゃいます。
勤めている会社も在宅OK、定時なしなどのフレキシブルなところが多いです。
会社員+フリーランス、会社員+社長、会社員+会社員・・・
今後こういった複業可能な会社はどんどん増えていくでしょう。
「会社員」「フリーランス」「社長」といった属性の垣根がどんどんなくなり、個人が自分で働き方・生き方をデザインできるチャンスが到来してきていると思います。
私自身も、働き方にはずっと悩み、考え続けてきました。
なぜ、ここまでITが発達し個人の価値観が多様化しているなかで固定された場所で、固定された時間帯に、働かなければならないのだと。
情報セキュリティだとか職場の士気だとか理由をつけようと思えばいくらでもつけられますが。
まずは今置かれている状況に疑問を感じたら、普通とは思わず
「自分で働く時間・場所を決めることはできないか?」
と少しでも思い始めるところからがスタートだと思っています。
編集後記
本日は午前中新規の確定申告のお客様とハングアウトで打ち合わせ。
これで今年の確定申告受付は終了しようと思います。
午後は市ヶ谷にある出版社さんにお邪魔し、編集者さんと打ち合わせ。
現在執筆している書籍は今年の夏頃出版になりそうです。
その後、大学院時代の同志の事務所へお邪魔しました。
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