「これでいいや」をなくしていく

「これでいいや」をなくしていく
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先日、作家の安達 茉莉子さんの「私の生活改善運動」という本を読みました。

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この本は、著者の日々の生活や仕事を通じて、

「これでいいや」「本当は好きじゃない」

ものを極力なくしていく、地道な生活改善運動が書かれています。

私自身、適当にモノを選んでしまうことがあるのですごく参考になりました。

*毎日食べるものも、「これでいいや」をなくしていく

半径数メートルから人生を変えていく

この本では、目に見えるものを好きなものに変えていこう、と提案されています。


すごく気になったのが、本棚。

私は現在、本棚は家になく備え付けの収納に入れています。逆に言うと、そこに収まる量の本しか

もちません。

これはこれですっきりして良いのだけど、

どうしても目に見えないところにあるので積読されやすいんですよね。

著者は「本棚はなにか色気を感じる」と書かれています。

その人にとって、どんな本を読んできたのか、

今何を読んでいるのか、

ということだけで人間性がわかったりする。

自分にとって、何回かの引っ越しをくぐり抜けて残ってきた本は欠かせないもののはずです。

それに気づいたとき、家に「ちゃんとした本棚」がないことに寂しさを感じて、

納得のいくものをDIYしたということが書かれていました。

本棚だけじゃなくて、普段使う机、椅子、ソファ、タオル、、、

そういった普段何気なく使うものを妥協せずに「真剣に選ぶ」ことは、

人生を形作っていくことなのだなあと気づきました。

自分の好きなものを言語化するのにChatGPTは効果的

最近は、何かものを選ぶときはChatGPTに相談しながらにしています。


これが、またいいですね。

というのも、ChatGPTにお願いするときは自分がふわーっと思っている好みを、すべて伝える必要があるからです。




提案されてきたものに対して「うーん、違う!」と思ったときも「どこがどう違うのか」をきちんと伝える必要があります。

それを繰り返すことによって、

自分が本当に欲しいもの

がわかってきます。




言葉にする、って人生を改善していくのにとっても必要なことだなと思いました。

家を楽しめる場所にしたい

私は旅が大好きなのですが、それと同じくらい家も好きです。

家を思いっきり楽しめる場所にしたい。


と考えつつも、実はこの本に書かれていた

「これでいいや」「本当は好きじゃないけど」

が結構溢れてるかも…と思いました。


最近は、タオルを全部買い換えました。

何年も使って、ゴワゴワして汚れているものをそのまま使っていたのです。

気になっていたのに、意外とこういうのって放置してしまいます…。

そこで、ChatGPTに相談して「竹布」(タケフ)という竹素材のタオルに全部変えたのですが、これがまたふわふわで肌に優しくて乾きも早くてとても良い。

いつもだったらAmazonで適当に選んで、ということをしていましたが

「これがいい」と決めて買ったものってやっぱり愛着が湧きます。100%満足とまでいかなくても。


その他にも、最近は「家でめちゃくちゃ美味しいコーヒーを飲みたい」

と、焙煎機を買って試しました。(値段が手頃な手回し型です)

本当に美味しくて、カフェいかなくなるかもです。

他にも、適当に買ってた食器や調理器具も整えていきたいです。

「家をとことん楽しむ」ためのモノ選びがとても楽しくなってきました。

「高価だから」「安いから」「人気があるから」

といった他人の目ではなく、自分の目で「日常使いのもの」を真剣に選んでみる。

そんな小さな改善の蓄積が毎日ご機嫌でいられる自分を形作ってくれると

考えています。

編集後記

久しぶりに、一人暮らしの息子のお家へ様子を見に。

水回りとか多分まずいだろうな…と思いきや、キッチンもお風呂もトイレもきれいにしていて意外。

冷蔵庫だけが汚かったので一緒に掃除しました。

家で一緒にマックを食べました(私は好物のえびフィレオ、息子は期間限定肉厚ビーフ)。

土曜日は月一のバーでのひとりピアノ発表会。

練習のモチベにつながってます。

最近のあたらしいこと

いなり・手巻き寿司とナチュラルワインのお店「曲」

ざらめと白味噌が乗っていて、美味しかったです!

北鎌倉はこういう個人のお店が多いので、応援したい。