準備だけの人生で終わりたくない。
6/142019
カテゴリー:終活
最近ニュースなどで話題になっている「老後までに2,000万円」。
なるべくスルーするようにしていますが、不安を煽りますよね。
ちなみに私は現時点でそんな資産あるべくもなく、そして老後もどうなるか全くわからず。
では、せっせと2,000万円貯まるように今したいことを我慢
するのは、ちょっと違うかな・・と思っています。
準備が始まると急に人生が色褪せる
私の家の近くには小学校が2つあって、とても活気があります。
小学生って見ていて飽きないです、思い思いのことを話したり、行動したり。
(特に男の子はわけわからないこと言ったりして女の子に怒られてます)
でも中学校、高校と上がるとどうでしょう。
租税教室などで学校へ行くことがあるのでわかるのですが、
年代が上がるにつれてテンションがどんどん下がってきます。
それってなんでだろう、って思ったら
単純に好きなことやって生きていけなくなってくるからだと思います。
周りから押し付けられる上昇思考だったり、あるべき大人の姿だったり。
私も思い出すと、他のことを忘れて好きなことに熱中できていたのって、
高校生くらいまでだったかと思います。
それこそ兄弟がひくぐらいパズルゲームに没頭していたりとか。
老後の「準備」など意識していなかったので、目の前に集中できていました。
「準備」を意識しだすと、急にやりたいことにブレーキがかかり、無難に
なってしまうのが問題だと思います。
人生は突然終わることも
こういったことを考えるのは、
私が早くに母親を亡くしているからかもしれません。
私の母は32歳で病気で亡くなる直前まで、病院で私の育児日記を書いていました。
そこにはまさか自分が死ぬとは思ってもいないような
お気楽な?ことが書き記されていました。
本当に自分は生き続けると思っていたのかもしれません。
明日も、明後日も人生が続くかどうかはわからない、
そう思うと準備ばかりの人生で終わってしまうのは
避けたいなあと思うのです。
不安を減らす方法
とはいえ
「じゃあ好き勝手やって老後すっからかんになったらどうするの?人に迷惑かけるんじゃ?」
という意見もあると思います。
私は老後の不安を減らす方法としては、
「2,000万円を貯める」ことではなく
「生活レベルをあげない」「消費に頼らず(依存せず)に生きていけるようにする」
ことだと思っています。
人間の本質は、贅沢な暮らしをするとか、高価なものを身につけるとか
そんな表面的なことではないと考えています。
(好きな人はすれば良いと思います、老後も考えて)
生活レベルを低く維持できれば、すべての人が2,000万円必要になるとは思いません。
一番の防衛策ではないかと思っています。
まとめ
準備だけの人生はしたくないなあと思ったことを書きました。
やりたいことがあったら、今やりましょう。明日が絶対にくるとは限らないですし。
編集後記
先月アナウンスしていたとおり、横浜・桜木町にレンタルスペースをオープンしました!
物件の選定、家具の購入、搬入、設置、予約システムの構築などすべて
ひとりで行いました(というわけで私の趣味に溢れています)。
またその経緯は記事にしたいと思います。
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