先日、2泊で三重県の伊勢市へ行ってきました。

メインは、ずっと行ってみたかった伊勢神宮。

 

行ってみて、

あーよかったと

思いました。

普段の生き方から

いま世界で起こっていることについての

解決策となる大切なことがすべて詰まっている気がしました。

 

とっても寛容な信仰、神道。

伊勢神宮に行く前に

ちょっと本で下調べしました。

いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる

 

この本によると、

神道はイスラム教やキリスト教などの一神教と違って

とっても寛容であると。

厳しい戒律などもないので

宗教というよりは信仰のような

ものだと思っていい、と書かれていて

なるほど〜と親近感を持てました。

 

「人は生まれながらに完全」

と考えるのも、神道ならではですよね。

(キリスト教は罪を持って生まれるとされる)

 

「八百万の神」

とも言われているとおり、

すべてのものに神様が宿っている、

という考え方が日本という国を

形作ってきたんだな、とあらためて認識しました。

(「いただきます」「ごちそうさま」からしてそうですよね)

 

自然のままなのに、秩序がある

本にも書かれていた通り、

伊勢神宮の木は基本的には伐採せず整えるだけ。

すべて「自然のまま」残されているのが印象的でした。

 

一方西洋の庭園なんかは

左右対称にするなどして整える、「自然をコントロールする」が基本。

 

どっちがいいという考え方はないと思いますが、

「自然のままなのに、調和が取れている」

状態がすごく心地よくて、

包み込まれている感覚になりました。

あー神様が守ってくれてるんだな、と。

 

ちなみに私は無宗教だし占いとかも信じないし・・

とちょっとこういった神秘的なものについては

避けていたのですが

実際に行くと信じている人たちの気持ちがよくわかりました。

 

日本は、最も寛容のある国だった

いま日本でも、世界でも「分断」という言葉が使われています。

外の人間には不寛容になってしまった感があります。

 

でも伊勢神宮を歩いて、

神道の基本的な考え方を知るにつれて

「日本は、もともと最も寛容のある国だった」

ということに気づきました。

 

以前こういった本を読んだのですが、

逝きし世の面影

 

外国人が大正〜明治時代に日本に訪れたときに

感じたことがそのまま書かれており、

 

「日本人は全くもって明るくて全然警戒しない

「日本人はまるで子どものように無邪気だ」

「街並みは非常に美しい。でも人は無理に働かず、やることやったらあとは遊んでいる

 

と評価されていてびっくりしました。

 

全然いまの閉塞感のある日本の様子と違う。

 

外から来た人を警戒し、

本音と建前をわけ、

時間を売って夜遅くまで働くのが基本。

 

学歴を得て、稼ぐ者が偉いという考え方。家事・子育ては女性任せ。

「もっと頑張らなきゃ」「お金を貯めなきゃ」と煽るマスコミ・メディア。

 

これって、元々日本にあった素晴らしい

神道の考え方を忘れてしまったからではないかと思うんですよね。

欧米に無理に合わせてしまった結果として。

 

そう考えると、

単にわたしたちは良いものを忘れてしまっている

だけなのかもしれません。

 

本当に大切にするべきこと・原点に立ち戻るためには、

日本の神様の中心、伊勢に行くことは必要なのかも。

そんなことを今回の旅中考えました。

 

まとめ

伊勢には、大切なことがすべて詰まってる気がしたので

そのことを書きました。

「神道なんて・・忙しいし」

と思われる方は、是非騙されたと思って行ってみてください。

何かしらインスピレーションを得ることができるはずです。

 

編集後記

2泊で伊勢へ。

いろんなところへ回れて

楽しめました。

 

最近のあたらしいこと

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さるめ神社

コンフォートホテル伊勢

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