「HSP(繊細さん)=生きづらい人」じゃない。環境選びは人生戦略。
2/192024
カテゴリー:ソロの働き方
HSP=生きづらい人?
HSP(Highly Sensitive Person)という言葉が
数年前、流行りました。
日本語に訳すと「とても繊細な人」
という意味合いで、周囲の音や光、においや他人の感情に敏感に反応し、
疲れてしまう人とされています。
「私はHSPです!」
と独白される有名人もいました。
私も色んな本やネット上で掲載されている
テストをやってみて
HSP(寄り)かな、と思っています。
(もちろんグラデーションはあるし、
HSPですというと「甘えるな」と言われることも
あるので気をつけているのですが)
すっかりHSP=生きづらい人
というイメージがついてしまいましたが、
今は違う考えを持っています。
※快適なひとり仕事の環境
HSP=環境から影響を受けやすい人
先日、こちらの本を読んだのですが
あらためてHSPが整理されていて興味深かったです。
Amazon.co.jp: HSPの心理学 eBook : 飯村周平: Kindleストア
一番納得がいったのは、
HSP=生きづらい人ではなくて、
環境から影響を受けやすい人
と書かれていたことです。
つまり、HSPというのは単なる傾向であって、
ニュートラル(良くも悪くもない)な
ことなんですね。
確かに言われてみればそうです。
音や匂いに敏感ということは、
異常な状態を察知しやすいとも言えますし。
人の感情に敏感に反応してしまうということは
共感性が豊かとも言えますし。
悪いことではないんですよね。
ただ、2024年現在の世の中の多くの組織(学校、会社など)
はHSPにとっては合わず、辛いことが多いはずです(私もそうでした)。
自分に合った環境からのプラスの影響がとても大きい
HSPは、環境からの影響のブレ幅が大きいのだと思います。
普通の人がなんでもないことでも、
HSPにとってはものすごくネガティブな状況にもなりえます。
例えば、私は人と働くのが苦手です。
「みんなと仕事できれば雑談できる人がいていいじゃん!」
とかそういうレベルではなくて、
誰かの話し声だとか作業をする音だとか
そういうものだけで駄目なんです。
長年勤めた外資系企業では
個別ブースがあったのでまだなんとかなったのですが
日本の会社の大机は本当に駄目でした。
(こういうこと書くとまた
怒られそうですが、、)
多くの人にとっては集団生活は当たり前なので、
「大机がだめとか、全く意味わからない」
レベルでしょう。
でも、私と同じ人もいるはず(いると願ってます)。
ただその一方で、ポジティブな環境から受ける影響が
ものすごく大きい。これはあらたな発見でした。
実際、私は独立して周りに誰もいなくなってから
本当にパフォーマンスが上がりました。
こんなにひとりが素晴らしいなんて思いもしませんでした。
このように、HSPは
環境を自分に合ったものに変えるだけでパフォーマンスが何倍にも
なる可能性があります。
HSPにとって、環境選びは
ある意味人生の戦略。いや、死活問題です。
今「しんどい、、」と思っている繊細さんがいましたら、
是非自分に合った環境に変えましょう。仕事やめてでも!人生は長いようで短いです。
まとめ
「HSP(繊細さん)=生きづらい人」じゃなく、
環境選びがめちゃくちゃ大事、ということを書きました。
もし、今でも自分に合わない環境にいたら、、と思うとぞっとします。
繊細さんは、1日でも早く動き出しましょう。道はたくさんあります。
編集後記
金曜日は、クラウド会計を使った申告コンサルティング。
無事提出できそうで安心しました。
日曜日から、岐阜県にきています。
夜、中山道 中津川宿という宿場町を歩いたのですが、
金沢や鎌倉と少し雰囲気がにていて、落ち着きました。
最近のあたらしいこと
お宿Onn中津川
こちらは旅のサブスクHafHのホテルですが、
2022年にできたばかりでとてもきれいなホテルでした。
中山道 中津川宿
お食事処伊吹