「お金になる」と言われてもときめかない仕事はしない
1/252018
カテゴリー:ソロビジネスハック
先日対面相談をしていたときのことです。
ご相談してくれた方から
「先生は割とニッチな分野に詳しいですよね。もっとセミナーとか紹介とかバンバンやって儲けられるんじゃないですか?」
と提案(?)されました。
確かに特に狙っていた訳ではないのですが割と競争相手が少ない分野に特化している状況に現在なっています。
(クラウド会計、非居住者、ネットビジネス、仮想通貨など)
ただ「お金になる」と言われてもときめかない仕事はしたくないよなあ、と思いました。
間違いを見つけ出して儲けるビジネス
先日も「お金になる」ビジネスを聞いたばかりでした。
私の専門外である相続税関連のビジネスです。
そのビジネスとは、既に申告済みの相続税の計算の基礎となった土地評価の間違いをなんとか見つけ出して、
「申告した土地評価額、間違っていて相続税払いすぎてるかもしれないので再度評価しなおしませんか?もし間違っていた場合は還付請求しましょう。で、還付できた金額の◯%を報酬としていただきます」
というものです。
相続税の申告が終わった富裕層のリストを入手して、こういったDMをバンバン送るようです。
確かに富裕層の持っている土地の評価額は大きいので、少しの間違いでも多くの報酬が発生するので「美味しい」「お金になる」仕事なのでしょう。
これを聞いて「まあ、儲かるのでしょうけどつまらない仕事かも・・」と思ってしまいました。
(実際、私はできませんが)
儲かるけどつまらないと思う仕事は、時間を大切にしている人はしないほうが良いでしょう。
流行りに乗るビジネス
仮想通貨は、去年頃から急速に流行りだして今年の確定申告はかなりの需要になっています。
そんなブームもあってか、仮想通貨ビジネスが盛んです。
税金関係も紹介ビジネスやかなり高額の報酬を取る業者が出てきているようです。
やっぱりそこにもお金の匂いがプンプンします・・。
天邪鬼なのか、やはりこういった流行りに乗るビジネスというのもどこか冷めた目で見てしまいます。
私自身、現在対面相談のみで確定申告は行っていません。
仮想通貨自体に興味があったので、そこに自分の専門である税金知識を加えたことは偶然でした。
こういった流行りに乗るビジネスというのは短期間で見ると良いのかもしれませんが、
長期的な視点で立ってみるとあまりのめり込まない方が良いと思っています。
自分が本当に提供したいサービスというのが見えなくなる可能性もあります。
「儲けたい」という気持ちが全くないという訳ではありませんが、このブームに乗ってバンバン稼ごう
という場所からはなるべく遠ざかるようにしています。
流行りに乗る仕事は生活のためならありですが、長期的な視点に立つことも大事だと思っています。
まとめ
むしろ(すぐには)お金にならない仕事(勉強)のほうがときめくことは多いですね。
読書、好きな勉強、同業者との意見交換、セミナー企画、HPリニューアル、ブログ執筆、書籍執筆など。
「お金になるけれど、ときめかない仕事」に注意しましょう。
編集後記
今日は、終日地元の区役所で無料相談。
医療費控除の添付書類が明細書に変わったことは知っているものの、
「集計できなかったのよ~」
と領収書をわんさか持ってくる人が多かったです。案の定・・
ちなみにセルフメディケーション税制を適用してくる人はゼロでした。
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横浜市西区役所で初めての確定申告相談