確定申告「コンサル」にこだわる理由
- 2025.03.12
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本日は、3月12日。確定申告の期限は、例年3/15(2025年は土日を挟むので3/17)です。
税理士にとっては忙しくなる時期ですが、私はコンサル(やり方を教えるサービス)が中心でしたのでそれほど忙しくありませんでした。
なぜ確定申告の代行ではなく、コンサルにこだわるのか書いてみます。

※あまり使わない手引
自分の税金は自分で計算して、納めたほうがいい
もうこれだけかなーと思います。
納税は全国民の義務。であるなら、自分の税金は自分で納得して計算して、納めたほうがいいと思っているからです。
もちろん、「それが面倒だから(難しいから)頼みたいんだ!」という方も多いと思います。
確かに、一部個人の税金では土地や建物の譲渡、相続など
専門家のサポートがないと難しいものもあります。
でも、毎年必要となる所得税の申告は、毎年発生する&自力でできるので、自分でやったほうがいいと思うんです。一旦覚えてしまえば、資産になりますから。
今年も、フリーランスの方にExcelで帳簿つけてもらって、確定申告書作成コーナーで申告書作って、電子申告する一連の流れをサポートさせていただきました。
来年からはおひとりでできるはず。「来年もお願いします!」より「来年は自分でできます!」のほうが私にとっては嬉しいのです。
完璧思考をなくす
正直なところ、個人の確定申告で多少の間違いは仕方ないと思っています。
桁が違う、といった致命的なミスはまずいけど、
科目間違えた、とか、
記入忘れたとか、
添付書類忘れたとか、
収入に数千円入れ忘れた、
とかであればあとあと調整すれば大きな問題にはなりません。
この世の中、なにか法的な手続きをするときに「専門家」が必要なのって、
なんかおかしい気がするんですよね。(自分が専門家やってて変なこと言ってますが)
例えば、私は法人を持っているのですが
登記関連の手続はすべて自分でやっています。
で、こういう手続が私は苦手なので毎回やり直しが必要になります。
でもそれで(間違えたら直す)いいんじゃないかなって。
最終的な目的を果たせればそれでいいので
一度に完璧を目指さなくてもいいと思うんですよね。(窓口の方の負担は増えてしまうかもしれないけど)
とはいえ、今はe-Tax(電子申告のシステム)にしても、
登記の手続きにしても、
便利で使いやすいサービスがたくさん出ているので
ミスはだいぶ減っています。

話はそれましたが、
所得税については所得と税金の額を見て、違和感がなければOK
くらいなイメージでいいんじゃないか。そう思っています。
もちろん収入を抜くとか、生活費を経費にするとかはNGです。
事業を行っている人の場合、ある程度の帳簿作成
レベルが必要なので、
一度限りのお手伝いをしています。
「やってあげる」ことが全体で有効とは限らない
もちろん、確定申告なんて面倒なことはお金払ってでも誰かに投げたい!
という人が多いのはわかるし(私も面倒です)、代行は全然否定しません。
ただ、私は「やってあげる」ことが社会全体として
有効とは限らないと思っています。
特に、今後現役世代が減る中で
簡単な申告(例えば年金受給者の申告など)も人が対応しなければならないとなると、
人がいくらいても足りない気がします。
だったら、デジタルやAIを駆使して、自分でできる人を増やしたほうがいい。私はそんな考えです。

というわけで、今後も私は確定申告は「教える」に特化していくつもりです。
編集後記
先週は、アメリカの企業に転職され、日本を離れるお客様のお別れ会ということで目黒のお寿司やさんへ。素敵な貸し切りのお店でした。
住むことになるニューヨーク付近の事情を聞いて、興味津々でした。

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