2ヶ月くらい前から、メインPCをMacにしています。

ここ2ヶ月で、だいぶ操作も慣れてきましたがまだまだトラブルも多いです。

私は普段Macでも利用できる会計ソフト(freeeとMFクラウド)しか使っていないので会計ソフトについてはあまり問題はありません。

問題は税務ソフト・・・ほとんどがWindowsのみ対応です。

更に、国税システム(e-Tax)と地方税システム(eLTAX)もWindowsが前提のシステムであるためMacユーザーは注意が必要です。

Windows前提で作られている地方税システム

本日、地方税システム(eLTAX)の電子申請を使って届出書を提出しようとしました。

eLTAXはWindows環境を前提とした仕様となっています。

そんなときのために、私はMacの中にWindowsの仮想環境が作れる「Parallels Desktop」というソフトを使ってWindowsを操作しています。

ただ今回は初めてWeb上で行う電子申請であったため、何かトラブルが起きそう・・と予感はしていました。

案の定、どうしても添付ファイルが添付できない事態に。

問い合わせてみましたが、

「OSは何を使われていますか?」

「ま、MacOSのSierraです・・あ、でも仮想環境でWindowsの環境は作っているのですがっ」

「申し訳ございませんがMacはサポート外なので・・」

のやり取りにて終了。

結局前に使っていたWindows専用のPCを出してきて申請を終えました。

予備のWindows PCは一台持っておいたほうが良い

税理士業を行っている人であれば複数台PCを持っている方がほとんどだと思うので言うまでもないかもしれませんが、

現時点では予備のWindowsのPCは一台以上持っておいた方が良いです。

特に税務ソフト、国税・地方税システムは一昔前の仕様のものが多いので、最新のPCに買い替えたとしても対応していない可能性があります。

電子申告を推奨するのであればもうちょっとシステムを使いやすく

これは今回のテーマとは関係ありませんが、先日新聞に

「スマホでも電子申告できる!」

という記事が出ていました。

大企業ではそのうち電子申告が強制されるようです。

実際日常で電子申告システムを利用している側から見ると、

電子申告するまでの準備や手順が面倒なのでスマホでできるから何か変わるのかな、と思ってしまいます・・

(それに、自分のお金と直結する申告を、スマホでぱぱっと済ますのも逆に心配ですよね・・)

電子署名をするにはマイナンバーカードが必要ですが、マイナンバーカードの普及もいまいちです。

国税システム(eTAX)はまだ良いのですが、地方税システム(eLTAX)は本当にカオスです。

目的のページにたどり着くのでさえ時間がかかってしまいます。

画面もいつの時代のUI?ってくらい古いのでもっとユーザー目線で作ってほしいなと思ってしまいます。

まとめ

最後は愚痴になってしまいましたが、税務会計ソフト、国税・地方税システムはWindows前提なのでMacユーザーは予備のWindows専用PCを持ちましょうということを書きました。

Macユーザーは問い合わせをするときもなんだか肩身が狭いですね・・

編集後記

中学3年生の息子は本日から中学生最後の定期試験。

内申点にも響くのでやる気満々でした。夜更かししすぎてたのが心配ですが・・

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