仕事に必殺技なし。増税でも当たり前のことをやっていくだけ
10/12019
カテゴリー:ソロビジネスハック
お笑い芸人とか、歌手とか、俳優・女優とか、小説家とか
特別な職種を除いて仕事にあまり必殺技はないと思っています。
消費税増税という事業者にとって大変な状況でも
当たり前のことを当たり前にやっていくだけしかないと思っています。
現金しか使えなくても、美味しいから行く
キャッシュレス還元事業が話題ですが、
私の近所の商店はどこふく風です。みなさんマイペースに現金販売をしています。
本日よく行く近所のパン屋さんへ行きましたが、
いつもどおりの現金販売、
いつもどおりのおまけ付き
(今日は「トースターでこんがり焼くと美味しいよ!」と焼きそばパンをただでもらいました)
で安心しました。
実は先日、美味しいと話題のパン屋さんへ電車でわざわざ行ってきたのですが・・
値段は普段行くパン屋さんの2倍以上、もちろんキャッシュレス対応だったのですが
近所のパンやさんのほうが断然美味しいと感じました。
現金販売だろうが、店主の方がお釣りを間違えようが、6時には閉まろうが
今後も近所のお店へ行くでしょう。
なぜなら私は美味しいパンが食べたいからです。(ついでにおまけも欲しい)
仕事に必殺技はない
キャッシュレスは確かに魅力ですが、
キャッシュレスだから行こう!とはあまり思わないです。
キャッシュレス以外にもあの手この手で宣伝しているのを見かけますが、
あまり本質的ではないと思っています。
どんな仕事にも必殺技はないと思っているからです。
今回の「○○%還元!」だとか「○○円あげちゃう」だとか・・
そういった大々的なキャンペーンをやるよりは、
当たり前のことを当たり前にやっていくことのほうが大事です。
パン屋さんだったら、美味しいものを、適当な金額(安すぎずに)で提供してくれるだとか。
会計ソフト会社だったら、ユーザーの声をよく聞いて機能を改善していくだとか。
私のしごとである税理士なんかは、本当に必殺技がない仕事の1つです。
単なる計算の結果をさもお得なように見せたり、
ただ税金を減らすことだけを目的に本末転倒な行動を勧めたり
するなどして目立とうとしても、限りがあります。
私もネットビジネスやクラウド会計に強みを出したりしていますが、
やっていることは他の税理士とそこまで変わりません。
やはり、
納税者の信頼に応えて、
プロとして真摯に対応をし、
正確な納税計算をする
といった当たり前のことをやっていくしかないと思っています。
私が顧問の新規受付を現在停止しているのは、これ以上増やすと
こういった当たり前のことができなくなる可能性があるからです。
おひとりおひとり、時間をかけて言葉を選び、伝えたいと思っています。
増税という苦しい状況でも、
必殺技を無理にさがすのではなく、
目の前の仕事を丁寧にすることのほうが大事ではないでしょうか。
編集後記
昨日は、freeeをお使いの単発決算の法人の入力チェックを。
普段見慣れていない数値なので気合をいれないと難しいです。
最近のあたらしいこと
ずっと狙っていたビジネスリュックをいざ買いにお店へ行ったところ、
目の前で違う女性に持っていかれて、
更に最後の在庫だったことを知らされ、
なんで増税前日に行ってしまったのだろうと後悔し、
これは購入しないほうが良いという上からのおぼしめしなのだろうと悟る
(すみません長くなりました)
(結局ネットで似たものを購入)