ありがたいことに、ここ数年、同業者団体(主に税理士会)からの講演の依頼を受けることが多いです。

同業者への価値提供に対して考えていることを書きます。

※同業者向けに講演

最初は抵抗があった

正直、最初は同業者向けにセミナーや研修をすることに抵抗がありました。

というのも、当たり前ですが「価値を提供する」ためには、

通常は相手よりも多くの経験や知識が必要だからです。

税理士以外の方から比べたら税金面では

私は経験や知識を有していると言えるので、

ためらいなく価値提供できます。

一方、同業者となると税理士としてのキャリアの長さ・経験は、私よりもずっとベテランの方もいる。そんな方たちの前でお話するのは慣れませんでした。

「同業者であってもなくても何かしら価値提供できればOK」

とはいえ、「このスキル、経験だったら自信を持てるな」と思える分野はあるんですよね。

それが、私の場合は「IT、デジタル、AI活用」の分野です。

税務+αのα部分に強みがあれば、それを生かしてお伝えできる価値がある。

そう気づいたら、

同業者だろうがなかろうが何かしら価値を提供できればOKだよね

と、思えるようになりました。

遠慮・忖度なし

もう一点、最近意識していることは

変な遠慮・忖度はやめようということです。

変な遠慮というのは、

「理想はこうですが、現実は難しいですよね…」

などと妥協すること。

こういう物言いは、無難かもしれませんが

自分が思ってもいないことを言っても仕方ないと

割り切りました。

例えば、私はデジタル化は中途半端にやってみ意味がないと

思うので極端な説明をします。

電話・FAXは非効率の元凶とか税務署や銀行、郵便局に行っちゃいけないとか。

紙を一切使わないから鍵付きキャビネットはいらんだろとか。

聞いててよく思わない人もいるでしょうし、

講演の依頼が来なくなる可能性があったとしても

まあそれはそれで仕方ないですね。

結局のところ、

「私はこうしてます」

をシェアして、響く人にだけ

響けばそれでいいと。

これからも、遠慮なく話をしようと思っています。

編集後記

講演翌日は、時間があったので

京都市内の美術館と動物園に行きました。

天気もよくて、ゆっくりできました。

最近のあたらしいこと

京都国立近代美術館 「LOVEファッション―私を着がえるとき」

京都モダンテラス

京都市動物園

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