同業者への価値提供に対して考えていること。
10/112024
カテゴリー:強み分析
ありがたいことに、ここ数年、同業者団体(主に税理士会)からの講演の依頼を受けることが多いです。
同業者への価値提供に対して考えていることを書きます。
※同業者向けに講演
最初は抵抗があった
正直、最初は同業者向けにセミナーや研修をすることに抵抗がありました。
というのも、当たり前ですが「価値を提供する」ためには、
通常は相手よりも多くの経験や知識が必要だからです。
税理士以外の方から比べたら税金面では
私は経験や知識を有していると言えるので、
ためらいなく価値提供できます。
一方、同業者となると税理士としてのキャリアの長さ・経験は、私よりもずっとベテランの方もいる。そんな方たちの前でお話するのは慣れませんでした。
「同業者であってもなくても何かしら価値提供できればOK」
とはいえ、「このスキル、経験だったら自信を持てるな」と思える分野はあるんですよね。
それが、私の場合は「IT、デジタル、AI活用」の分野です。
税務+αのα部分に強みがあれば、それを生かしてお伝えできる価値がある。
そう気づいたら、
「同業者だろうがなかろうが何かしら価値を提供できればOKだよね」
と、思えるようになりました。
遠慮・忖度なし
もう一点、最近意識していることは
変な遠慮・忖度はやめようということです。
変な遠慮というのは、
「理想はこうですが、現実は難しいですよね…」
などと妥協すること。
こういう物言いは、無難かもしれませんが
自分が思ってもいないことを言っても仕方ないと
割り切りました。
例えば、私はデジタル化は中途半端にやってみ意味がないと
思うので極端な説明をします。
電話・FAXは非効率の元凶とか税務署や銀行、郵便局に行っちゃいけないとか。
紙を一切使わないから鍵付きキャビネットはいらんだろとか。
聞いててよく思わない人もいるでしょうし、
講演の依頼が来なくなる可能性があったとしても
まあそれはそれで仕方ないですね。
結局のところ、
「私はこうしてます」
をシェアして、響く人にだけ
響けばそれでいいと。
これからも、遠慮なく話をしようと思っています。
編集後記
講演翌日は、時間があったので
京都市内の美術館と動物園に行きました。
天気もよくて、ゆっくりできました。
最近のあたらしいこと
京都国立近代美術館 「LOVEファッション―私を着がえるとき」
京都モダンテラス
京都市動物園