独立を検討している人と話をしたときに、

すぐに独立できない理由として

「まだ人にお金をもらえるレベルになっていないから・・」

ということを挙げていました。

これを聞いて、

「お金をもらえるレベルになってから独立する」

となったら、いつまでも独立できないのでは、という気がしました。

※必要としてくれる人が一人でもいればそれは事業になる※

「お金をもらえるレベル」は提供する相手によって違う

そもそも「お金をもらえるレベル」ってどの程度なのでしょうか。

非常に曖昧ですよね。

例えば私が会計・税務に関して私より詳しい同業者の人に情報を提供したとしても

お金を頂戴することはできません。

一方で、会計・税務についてこれから学びたいと思っている人には

サービスを提供してお金を頂戴することができます。

これから学ぼうという人にとっては、

高度な税金の知識を持っている人よりは

基本知識をわかりやすく教えてくれる人にお金を払って学びたいはずだからです。

このように「お金をもらえるレベル」というのは提供先によって異なるので

自分や、自分よりも詳しい人を基準に考えないほうが良いです。

自分にとっての「当たり前」は他人にとっての「当たり前」ではない

自分や自分より詳しい同業者を基準に考えると

「こんなこと誰でも知っているかも・・」

とお金を頂戴することに躊躇してしまいます。

しかし、自分にとっての当たり前は他人にとっての当たり前でないことのほうが多いはずです。

例えば動画をひととおり作ることができる人が、

自分よりもすごい動画を作る人を見て

自分のサービスを提供することに躊躇する必要はないと思っています。

世の中には動画を一から撮ることなんてハードルが高すぎる、

と思っている人もたくさんいるはずですので(私も然り)。

もちろんその分野について人より優れていなければ仕事にはなりませんが、

そのレベルは上を見たらキリがないです。

自分を必要としている人に役立てれば良い

上ばかり見て行動しないよりは、

行動(独立)して軌道修正をしていったほうが効率が良いです。

やはり実際にサービスを提供してみないことにはお客様の反応はわからないからです。

実際に始めていないのにあれこれ悩んでも仕方ない部分もあります。

思い切って始めてみて、

目の前の人に役立つことに集中していたら

自然と自分が目指すべきレベルにたどり着いていた

というのが理想ではないでしょうか。

 

まとめ

「お金をもらえるレベル」

と聞いて、お金をもらえるレベルってどの程度のレベルなのだろう、

と思い記事にしてみました。

事業の本質は

人の困りごとを解決する、

人の欲求を満たす

ことですので「レベル」にこだわり過ぎず行動に移すほうが良いと考えています。

編集後記

昨日は、苦手な分野について同業者の方に相談。

快く受けてくれてとても助かりました。

 

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