最近、あらためて思うのが作業仕事は時間制限しないといけないな、ということです。

パーキンソンの法則という有名な法則があります。

仕事の量は、与えられた時間をすべて満たすまで膨張する、という法則です。

時間が制限されていたからこそ効率化できた勤務時代

人は、時間が制限されているとその制限時間の中で終わらせようと工夫します。

私の話で恐縮ですが、まだ子供を保育園に預けて働いていた頃。

お迎えの時間は絶対でした。(先生も怖かった)

思い出してみるとギリギリまで働いてダッシュしたことは何回かありましたが、遅れたことは一度もありませんでした。

仕事もおのずと段取りよくできていました。

「こんなの必要なくない?」と思う仕事はこっそり無視することも・・。

一方、「今日は子供見るから残業していいよ」と制限時間が課されていない場合にはどうにも定時内は仕事がはかどらずダラダラ残業してしまっていました。

「お迎え時間」という絶対的なタイムリミットを課されていたからこそ、パーキンソンの法則から免れていたのだなあ、と今は思えます。

独立・起業後はもっと気をつけなければならない

独立・起業後は、自分で仕事量も調節できるしこのパーキンソンの法則とは無縁かと思っていました。

しかし、独立・起業後こそこの法則には気をつけなければなりません。

なぜなら何時まで仕事をするかは本人の全くの自由だからです。

特に、仕事があまり苦でない人ほど注意が必要です。

私自身も、人から強制されずに自分で進んでする仕事は苦ではなく、いつまでもやってしまいがちです。

気づけば早朝、深夜に作業しているときも・・。

「仕事が好きならいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、

1日作業にどっぷり浸かってしまった日は達成感よりもやはり疲労感、空虚感が残ります。

仕事(特に作業)はあくまで手段です。家族との時間、投資時間、趣味時間、リラックスする時間は必要です。

というよりもそういった時間あってこその仕事だと思っています。

作業仕事こそ時間を制限しよう

私が属する税理士業界は、1月から3月まで作業の仕事が増えます。(一般的には)

例えば年末調整。確かに大切な仕事ではありますが、時間をかけてもそれほど価値があがるものではありません。

であれば、ITやチェックリストを活用してサクッと終わらせることに集中するべきと考えます。

その他にも、PowerPointを使った資料作成、メール返信なども時間をかけすぎてしまいがちです。

どんなに細部にこだわっても本当に伝えたいことが伝わらなければ意味がありません。

作業こそ、時間を制限してサクッとこなしその分価値の高いクリエイティブな時間に充てましょう。

まとめ

最近作業仕事に時間かけすぎ、と自分で思うところがあり反省のためにこの記事を書きました。

なおタスク管理は「TaskChuteCloud」というアプリを利用しています。

タスクと見積時間を設定して実行。実績と比較。といったシンプルな仕様です。

週一、月一タスクなどルーチンなども設定できるので便利です。

制限時間を超えると「見積時間を超えました」と表示されるのですが最近はその表示自体に慣れてしまったという・・意味ないですね。(^_^;)少しは焦らなければ。

編集後記

本日は午前中クラウド会計導入支援、午後は息子と一緒に高校の願書を取りに。

夕方、メッセンジャーでマレーシアに住む非居住者の方から税務相談。

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