残業できないという理由で戦力外通告された過去
1/102018
カテゴリー:My働き方改革
私は税理士になる前、様々な会社で正規・非正規問わず働いてきました。
7年くらい前に、勤めていた外資系企業が撤退をすることになって職探しをすることになりました。
子供も小学校低学年に上がっていたし、経理の知識と税理士科目をいくつか持っていたので
「そろそろ正社員で働こう」と思い人材紹介会社(正社員の求人を紹介してくれる会社)に登録しようとしました。
残業できないんですか・・正社員は難しいですね
とある大手の人材紹介会社に登録しようとしたところ。
私が条件に
- 小学校低学年の子供がいるため残業なし希望
と書いたら呆れた様子で
「残業できないんですか・・どちらかというと私どもの会社に登録する方はバリバリ働きたい方が多いです。企業もそのような人を求めています。」
「残業できないとなると正社員は難しいですね。ハローワークなどでパートをお探しになるのが良いのではないでしょうか。」
と言われました。
人材紹介会社に登録しても全然仕事が紹介されない、という話は聞いていましたがまさかの登録すらできないという事態に・・。
そのときのことは今でも覚えています。(根に持っています。)
今もそれほど状況は変わっていない
7年たった今も、登録解除を忘れている人材紹介会社や派遣会社から求人の情報が届くときがあります。
興味本位で見てみると
「給与には固定残業代月60時間分含む」(60時間の残業前提?死にません?)
「残業代100%支給!」(当たり前?)
「19時以降は所内に誰もいないということも珍しくありません」(当たり前?保育園は18時前に閉まるんです。。)
など残業前提の記述がわんさかと。(特に我々の業界ですね・・)
「生産性」という言葉だけ先走りしており、「長く働くことが素晴らしい」という価値観はさほど変わっていない気がします。
勝手に戦力外通告されない環境へ身を置こう
人材紹介会社に戦力外通告されてからは、正社員、非正規社員など形態にこだわらなくてもいいと思うようになりました。
結果的には、勝手に戦力外通告されない立場である独立を選びました。(選ばざるをえませんでした。)
どんなにスキルを磨いても、効率的に仕事を進めても
「残業できない」
という理由だけで勝手に戦力外通告された過去。
今日ふと思い出したことではありますが、ずっと心のなかで引っかかっていたことなのかもしれません。
家庭も自分も犠牲にして長時間働くこともできたかもしれませんがしなくてよかったと思いました。
成果がそのまま報酬に反映される状況は、すべて自分次第なので厳しくもあります。
けれども、自分ではどうしようもない理不尽な理由で排除されないというだけでも素晴らしいと思っています。
成果と全く関係ないところで勝手に戦力外通告される環境、自ら捨ててしまいましょう。
まとめ
多いときは人材紹介会社、派遣会社合わせて10社以上登録していました。
現在も「お仕事の状況を確認したく・・」と電話がかかってくるときがあります。
独立して楽しく働いています!と答えています(^_^;)
編集後記
本日は午前中お客様訪問。確定申告と新規事業の打ち合わせをしました。新規事業の話をするとこちらもワクワクします。
午後は輸出事業を行っているお客様の税務調査について連絡。
消費税還付に必要な書類を伝えて準備してもらい、職員に提出。
数時間で帰ったとか。安心です・・。
Today’s New
お客様からいただいた酒粕を使ったチーズケーキ 酒粕とチーズの組み合わせがとても美味しかったです!