忙しいから、と好きなことを手放さなくてよかった

忙しいから、と好きなことを手放さなくてよかった
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40代後半になった今、少し肩の力が抜け、仕事以外の好きなことに時間とお金をかけられることが増えました。

今思うのは、20代、30代のときに「忙しいから」という理由で好きなことを手放さなくてよかったいうことです。

*海外でも美術館は必ず行く

忙しい子育て期も好きなことはしていた

私は24歳になってすぐに子どもを産み、仕事もすぐにフルで復帰しました。

同時に、税理士試験の勉強もしていました。

今思うと、さぞかし忙しかったろうなあ、と思うのですが、

昔の写真を見てみると結構好きなことしてるんですよね。


頼まれてもいないのに保育園登園用のバッグをすべて手作りしてたり。

(どこにそんな時間あったんだ)

昔から美術館や図書館、カフェなどが好きで時間があったら行ってましたし。

ピアノは何回か買い替えていますが、

なんやかんやでずっと続けているし。

昔から好きな読書も、子育てで忙しかったときでも読んでいた気がします。

*子どもが小さいときは整理できずにごっちゃになってたけど…

*横浜に住んでたときによく通っていたブックカフェ

もし子ども・仕事優先にしていたら…

もし「今は自分の好きなこと我慢しよう」と100%子ども、仕事優先にしていたらどうなっていただろう、と考えます。

1年前、息子が自立して家を出ていきましたが、

もしかしたらひとりになって全くやることがなくなっていたかもしれません。(仕事以外)




自分の好きなことを我慢して、他人のために動いてるときって

なんだか満足感があるんですよね。役立ってる感もある。

でも、それってずっと続くわけではないし、

ずっと同じレベルで必要とされるわけじゃない。子育てがわかりやすいです。


自分の好きなことを抑えることが当たり前になっていたら、

きっと時間に余裕がでてきたときに「何していいかわからない」になってしまっていたと思うのです。

子どもに呪いを唱えないように

つい最近、ラジオで「おかんの言葉がしんどい」という配信を聞きました。

パーソナリティの方が、

あんたはいいね、自由で

と母親に言われてムッとしてしまったという話でした。


この言葉の裏には、

「私は君を育てるのに色々我慢して好きなことできなかったんだよ」

という怨念があると。


その方は、

「じゃあ、俺いなくてよかったの?」

「ていうか、今好きなことすりゃいいじゃん」

と思ったらしいのですが

本当にそうだなあと。私も親からそんなこと言われたら嫌だなあと。


私も親の立場として、子どもに「いいねえ自由で」なんて言いたくない。

なんなら「育てさせてくれてありがとうね」とお礼を言いたいくらい。間違いなく、私は子育てを通じて少し?まともな人間になれたと思っています。




どんなに忙しくても、自分の好きなこと、やりたいことを簡単に手放さないほうがいいと思っています。それが結果として、自分を守ってくれるし、周りの人との良好な関係にもつながります。

編集後記

先週の金曜から、年一の恒例の家族旅行で湯河原温泉へ。

湯河原は、外国人にもまだ知られていないのか

箱根ほど人が多くなく、落ち着いていて好きです。

台風でどうなることやらと思いましたが、

無事車で到着できて、よかったです。

次の日は台風一過で本当に海がきれいでした。

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ゆがわら風雅