終わりのない「鍛錬」が最高のアンチエイジング

終わりのない「鍛錬」が最高のアンチエイジング
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20代、30代は終わりのある勉強(税理士試験など)に時間をかけていました。

40代も半ばを過ぎた今は、終わりのない鍛錬、を続けていきたいなと思っています。

*上達が楽しいピアノ

形ある成果は「他者評価」

勉強というと、形あるものがメインですよね。

  • 学位
  • 資格
  • 認定バッジ
  • スコア

といったものがいわゆる他者から見た「成果」と認識されやすいです。

*興味ある試験は受けます

私が持っている税理士という資格は国家資格で、ある程度の信頼を得られるため、「他者からの評価」を上げるにはとても強力なものです。


もちろんこういうものも大事なのですが、

人生も後半にさしかかったら、誰かからの評価にそこまでこだわらなくてもいいんじゃないかな、とも思います。

それよりも、他者評価の要らない、自分が楽しいから続けられる、終わりのない「鍛錬」をしていきたいな、と思うようになりました。

最高のアンチエイジングは「上達してる感」

私が好きなVoicyのパーソナリティさんで、朝倉祐介さんというスタートアップ支援(VC)を経営されている方がいるのですが、「最高のアンチエイジング」についてお話されていました。

朝倉さんは元々乗馬騎手を目指されていたのですが、怪我をきっかけにやめて、でも40代になって馬術を再開したそうです。

ブランクがあるし、うまくいかないこともあるけど、練習して、「上達している」という感覚がメンタルに良いそうで、それが結果的にアンチエイジングにつながってるというお話でした。

これは、すごくわかりみでした。

ただ上達するのが楽しいピアノ

というのも、最近私も「ただ上達するのが楽しい」活動がいくつかあるからです。


そのひとつが、ピアノです。

小学校4年生くらいに1年間程度習ったのですが、その後一度も習っていません。

ですが、中学校のときは合唱コンクールの伴奏を担当したりと、習っていないながらも自力で練習すれば弾けたんですよね。


ピアノを手放すきっかけになったのは子どもができて、家が手狭になったときです。

「もう、弾く暇もないしいいかな…」と。


でもずっとその手放したことが気になってて、子どもと二人暮らしを始めたときに、また買いました。コンパクトな電子ピアノです。

練習したら、指が思い出して、スラスラと弾けて、本当に楽しくて。


そして、去年子どもが自立したのをきっかけに今度はもっと本格的な電子ピアノを買いました。




本物のピアノとそこまでタッチが違わなくて、ほぼ毎日1時間くらいは弾いています。

月に1度、グランドピアノを引けるバーを借りて、録画して記録にも残しています。(noteにはピアノ演奏マガジンも作りました)

https://note.com/r_tomura/m/m806f5837ceb7



もちろん本格的に習ってないし、ましてやプロと比べちゃうと本当にレベルが低く、落ち込むだけだからただ趣味として楽しんでいます。

何よりも、若い時と違って

「この曲はこういう想いで作られたんだな」と作曲家とその時代背景に思いを馳せたり、

「1ヶ月前と比べてすごく弾けるようになったな」と上達をひとりで楽しむことが

エネルギーにつながっています。

*本場のクラシックピアノもオーストリアまで聞きに行きました


もちろんたまに褒められることもあるけど(大体身内からですが(^_^;))、メインは自分の内なる「上達している」という喜びです。


周りの人を見ても、「書道」「華道」「語学」など、上達を感じられる学びをしている人はみんな楽しそうです。


40代以降、どうしても心身が衰えるのでスポーツ、資格勉強といった瞬発力を競うと落ち込みます。

一方、このような「終わりのない鍛錬」は年齢関係なく人を生き生きさせてくれます。

なんでもいいから、こういう活動を一つ持っておくと、メンタルにすごく良いのでおすすめです。

編集後記

ここ最近は、暗号資産のご相談が増えました。

2017年、2021年と続いて2025年の今、また注目されていますね。

私もビットコイン、イーサリアムはコツコツためています。

FT(Fungible Token)の使い道、今後もっと増えていけばいいなと思っています。

最近のあたらしいこと

久石譲さんのレコード「A Symphonic Celebration」

タワーレコードで一目惚れして。もののけ姫のサントラは、高校生のときに映画館で見たのでとても懐かしいです。