恩返しはしんどい

「この人にはお世話になったから」

と義理を感じてなにかと

気遣う人が多い気がします。

 

私はこの「恩返し」、結構しんどいんじゃないかと思っています。

というのも、恩返しって特定の人同士の「等価交換」的な

考え方があって、

等価になるまですっきりしないからです。

タイミングもありますしね。

 

私は恩返しよりも、

恩送りをこれからの人生意識しようと思っています。

※贈与は、不等価交換が基本

 

見知らぬ人に恩送り

特定の人と等価で恩を交換することは無理。

であるならば、

特定の人じゃなくて見知らぬ人に

恩を送ればいいんじゃないかなと思います。

不等価交換を前提として。

 

そうすれば、

恩を送られた人は幸せな気持ちになって、

また違う人に恩を送って…と

循環していき、

結果的にこの世の中をよくしていくことになります。

どこかで、それは自分にも返ってきて

不等価が解消される。

 

特定の人への恩返しに縛られるよりも、

ずっと自由だし、何より自分にとって精神的にめちゃくちゃ

良いはずです。

 

恩返ししなきゃと思っている相手も、

実はきっちり恩を返してもらいたいわけじゃ

ないかもしれませんしね。

 

他人に優しくしても自分の価値は下がらない

最近、お店の人などに

横柄な態度をとる人を見ていると

「こういう人は他人に優しくすることによって

自分が下に見られると勘違いしているのでは」

と思うようになりました。

 

特に、会社などの組織で偉い役職にいた人が

退職した後にその地位を失って

拠り所がなくてつい横柄な態度をとってしまうのかと。

 

でも、「恩送り」を意識していれば、

たとえ自分が優しくして相手がそっけない態度でも

気にならないはずです。

なぜって、一番の目的は自分の精神衛生上のためにやっていることだから。

 

是非是非、

「なんでこんなにへりくだってるのに相手はぶっきらぼうなのか…」

と思わずに

恩送り、してみましょう。それだけでイライラ、モヤモヤが消えていきます。

あの人に恩返ししなきゃ、、という束縛からも解放されるはず。

 

編集後記

先日、小型の食洗機を買ったのですが

前に持っていたものよりずっと消音で、完璧に洗えて、

もっと早く買えばよかったーと思いました。

 

最近のあたらしいこと

鎌倉さくら (Sakura)

気になっていた近所のカフェへランチに。

ひとり店主さんが丁寧に作ってくれる

鎌倉野菜とドリアが美味しかった。

 

数年前、映画のロケ地に使われたようで、

そのときの話をずーーっと聞かせてくれました笑。

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