「目標を持とう」

と小さい頃から言われてきました。

「将来、○○になる」とか。

「大金持ちになる」とか。

 

目標を持つことは素晴らしいことですが、

それによって自分を縛る、苦しめることも

あるんじゃないかと最近は思って、

ハードルを下げています。

 

目標のハードルを下げたことによって、

良かったことを書きます。

※ご飯が美味しく作れればその日はOK!

 

20代、30代は「こうならねば」という気持ちが強かった

目標のハードルを下げた、ということを書きましたが

それは最近のことで、20代、30代は

「こうならねば」

という気持ちが強い方で、

向上心?みたいなものが

大きかった気がします。

 

特に、23歳で結婚した直後ですね。

当時はすぐに出産したため、

「このまま子育てだけしていたらスキルがつかずに

いざというときに経済的自立ができない」

と、周りの友人がキャリアアップしてくのを

焦って見ていた記憶があります。

 

とにかく人と自分を比較していたんですね。

 

子どもを小さうちから保育園に預けて、

仕事して、税理士試験の勉強も始めました。

 

少し肩の力が抜けてきたのは

独立後、数年経った後の40代からです。

 

今は1日○○できればOKとしている

もちろんそのような若い時の向上心が無駄だったとは

思いません。

ただ、40代、50代になってからも

そういう生き方はしんどいな、と。

 

ずっと周りと比較して

「こうせねば」と生き続ける。

そして気づいたら晩年を迎えて

体力も落ちてしたいこともできなくて。

そんなことを想像してたら

考えが変わりました。

 

今は、驚くくらい目標のハードルを下げています。

「え?」と思われるかもしれませんが、

わたしの今の目標は

「今日1日、なにかひとつでもワクワクできること」

ができればOKとしています。

 

だからこそ、コンスタントに発信をして、

新しいことをなるべく試して、

「ワクワク」を作るようにしています。

 

しかもそれは全然大したことではなく、

新しい場所に行ってみたとか、

新しい料理を試したとか、

良い写真撮れたなあとか、

そういうことで全然満足なんです。痩せ我慢はしておりません。

 

5年先、10年先はあまり考えてません。

その前に死ぬかもしれませんし。

 

いま未来でワクワクを考えているのは

せいぜい1ヶ月後の

講演を上手くやろう、とか

名古屋旅行楽しみだ、とか

その程度です。

 

目標のスパンがめちゃくちゃ短くなったことで、

満足できる機会が多くなったのが大きなメリットです。

夜寝るときに、「ああ、今日はワクワクした」と思えればOK。

 

数値の目標も持たない

読んだ本の数とか、

つながった人の数とか、

フォロワー数とか、

売上とか利益とか、

数値の目標もたてません。

 

あと残りの人生、

これらの数がどれだけの意味を持つのか、

疑問だからですね。

 

人は社会的な生き物だから、

「比較」して幸せになる。その指標に「数値」は便利です。

でも、それだといつまでたっても満足できないと思います。

ずっと競争心を持って走り続けて力尽きるのもそれはそれでいいかもしれませんが。

 

「今日1日ワクワクできることが一つあれば良い」

という低いハードルであれば、

人との比較なんてしなくて済みます。

光合成みたいに、自分で勝手に満足を作り出すだけですから。

 

というわけで、

週末は

執筆が進んだのと、

いつも上手くいかなかったピーマンの肉詰め料理

が上手くいってワクワクできたので満足してます^^

 

こんな力の抜けた生き方もあるよ、

とちょっとでも参考にしていただければ嬉しいです。

 

編集後記

週末は、年内に出版する予定の書籍のゲラのチェックを。

数ヶ月前に書いたことは私にとっては大昔のことで

「何書いてるの?わたし?」

と訂正、訂正の嵐で終わるか不安でしたが

なんとかなりそうです。

 

最近のあたらしいこと

覚王山フルーツ大福弁才天 横浜元町店

ずっと気になっていた和菓子屋さんでフルーツ大福を購入。

義母にとても満足いただけました^^。

 

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