近年、「リスキリング」という言葉が使われています。

日本では「再開発」「再教育」という意味のようですが、

「学びは学生時代にするもの」というイメージなのかなと思っています。

私は、学びは属性や年齢に関係なく必要なものと思っています。

ただ、「学び方」は年齢によって変わると考えています。

※Webでプログラミングを学んでいました

若いときは、積み上げ型

学生時代、社会人になってからの20代、30代くらいまでは「積み上げ型」の学びがメインになると考えています。

というのも、まだ経験や知識が乏しいので「できること」を増やさなければ

いけない時期だからですね。

私も学生時代は与えられたものを学び(あまり真面目にやってなかったけど…)、

社会人になってからは「ビジネススキル」と言われるものを

OJTや資格試験を通じて学んでいきました。

ビジネススキルで言うと、実は大きな影響を受けたのは

「ビジネスマナー」なんですよね。すごく大事なスキルだと思っています。

タクシーの中では誰が奥に座るとかそういう形式的なことはさておき、

電話対応や、来客対応、書類の出し方、メールの書き方等々

学生時代には学べなかったことを一気に学んだ気がします。

もしかしたら、これが会社勤めでの一番の収穫かもしれません。

※出産後、初めて本格的に勤めた外資系企業

もちろん、それ以外にもExcelや簿記、英語など実務で直接役立つスキルも20代、30代のうちにある程度学びました。若いうちは吸収が早いので、こういった「積み上げ型」のスキルを前のめりで学んでいくことは、とても大事と考えています。

中年以降は、組み合わせ型

積み上げ型は、40代までかなと思っています。というのも、あれもこれもと手を出してもきりがないですし、若い人と比べて効率が落ちるからです。

40代以降は、これまで積み上げてきた経験や知識を組み合わせて学んでいくことが大事と考えています。

例えば、昨日私は自分のコミュニティ内で「コーチング」を学びました。

(メンバーのひとりが講師をしてくれました)

私の主の専門は税理士。そこにプラスアルファとして対話力のスキルでもあるコーチングを学べば、よりお客様に満足していただけると思ったからです。もちろんコーチングは仕事だけでなく、友人や家族との接し方にも応用できます。

どんな人でも40代くらいになればひとつの専門性が身についているはずです。

さらに上を目指すのも良いかもしれませんが、よりオリジナル性を持っていくのであれば、

あらたな組み合わせを考えていくほうが効果的と考えています。

※ネガティブ・ケイパビリティ(答えのない状態に耐える力)にも興味を持っています

必要+好き+時間軸で考える

私は現在40代なかば。今後学んでいくものは、必要+好き+時間軸で考えたいです。

まず「必要」は、その名の通り仕事や生活で必要だから学ぶ。ということですね。

独立直後から、私はこの「必要に迫れれて」を利用して学んできました。

時間を圧縮したいからRPAやプログラミングに時間をかけてきました。

もうひとつが「好き」ですね。

いくら必要でも、興味がないものを学ぶのは辛いので。そのため、仕事の入口も整備しておきたいところです。

もうひとつが、「時間軸」です。

40代以降は、即効性のあるスキルよりも長期にわたって自分の人生の質を上げてくれる学びがほしいです。

今回学んだコーチングがそうです。人との対話はずっと必要ですし。

他にも、ファシリテーション力や、読書をより良い体験に変えていくスキルなど、

一生にわたって使えるスキルをじっくり身につけたいなと思ってるんですね。

そして大事なのは学び=学校で学ぶこと、特別なこと

ではないと考えることです。

日常でも、学びはいくらでも転がっています。

※絵を見て感性を学ぶ

周りがやっているから、の理由ではなく

自分の人生をより良いものにするために何を学ぶか?

という視点から考えると日々の学びが充実します。

編集後記

昨日は、コミュニティ内でコーチングの勉強会を。

メンバーの方がしてくださいました。

色んなイメージのあったコーチング、

より理解が深まった気がします。

今後の人生に生かしていきたいです。

コミュニティブログにも書いています

https://freebiz-consulting.com/conducted-coaching-study-sessions/

最近のあたらしいこと

ドライバーと釘でワインを開ける

以前もらったワインのコルクを開けるものがなくて、

仕方なく…コルクが瓶の中に落ちました(^_^;)

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