家族はいつだって力になってくれる。自分の仕事のことを理解してもらおう
4/272017
カテゴリー:人間関係
自分の仕事のことを家族に説明している人はどれくらいいるのでしょうか。
夫婦にとって、互いの仕事をあまり理解していない、理解しようとしていないと知らない間に不満が溜まります。
先に家に帰る方としては、
「なんでこんなに毎日遅くなるのか」と疑念を抱き、
遅く帰る方としては、
「時間が足りないんだから仕方ないじゃないか」
とそれぞれ言い分があり平行線をたどることになります。
子どもも、親の仕事を何も知らないと「どうせお父さん(お母さん)は帰ってくるの遅いから」と理解するのをやめてしまいます。
自分の仕事を家族に理解してもらうことの大切さについて、今日は書きます。
家に仕事の話を持ち込んではいけないと思っていた
かくいう自分も、20代~30代初めの頃は
「家庭に仕事の話を持ち込んではいけない」
と思い込んでいました。
家庭は安らげる雰囲気であるべきと。
でもそういった「あるべき」姿にこだわる必要はないと最近分かってきました。
むしろ、お互いの仕事を理解するようになると変なストレスがなくなった気がします。
仕事とプライベート、きっちり分けることには弊害もある
よくオンとオフを切り替えてストレスを減らしましょうと聞きます。
確かに一理あります。
しかしオンとオフを完璧に切り替えることによる弊害もあるのではないでしょうか。
その1つが夫婦の仕事がブラックボックス化すること。
お互いの仕事内容や繁忙期などを分かっていないと相手の大変さも理解できません。
昔はお父さんは外で働いて、家では仕事の話を一切しないというのが当たり前だったかとは思いますが、
今は夫婦の形態も変わってきています。
役割分担制からどちらかというと同志、パートナーの関係性になってきています。
そうなると、家で一切仕事の話をしない方がむしろ違和感や弊害があると思うのです。
家族旅行をしながらビジネスアイデアが浮かぶ、そんなこともあります。
子どもも仕事をしている親を見ている
子どもの前でも、仕事の話を夫婦でするようになりました。
そうすると、
(私に対して)「ゼイリシってどんな仕事するの?」
(夫に対して)「シャチョウはどうして偉いの?」
などと子供も会話に入ってくるように。
テレビや新聞、学校などで仕事はこういうもの、という情報は子どもにも入ってきているはずです。
しかしリアルタイムの情報を親から聞くのも子供にとっては生きた知識になるのではないでしょうか。
特に独立後は、自分が仕事をしているところを子どもに見てもらうことができるので、仕事を身近に感じてもらえているのではと思っています。
家族は最後の砦。自分の仕事を理解してもらおう
独立してから、自分の仕事を家族に理解してもらうことの大切さに気付きました。
安定した収入がなくなり、家にいる時間も増えたことで
自分が今こうして生きていられるのも家族あってだなあと思うように。
思えば家族は最後の砦、いつだって自分の力になってくれる大事な存在です。
「分かってくれるだろう」という甘えは禁物です。
そのため日頃から自分の仕事を理解してもらう姿勢は必要です。
夫婦の仕事のブラックボックス化は今の時代、良いことはありません。
お互い情報を公開していざというときに助け合えるような状況にしておきましょう。
編集後記
今日は1日オフ。
姉に誕生日プレゼントを渡し、銀座でお食事。
姉は今自分の息子の野球チームの動画づくりに夢中。
PowerDirectorというソフトを使った完成度の高い動画を見せていただきました。
さすが元SE、そしてハマり性。あっぱれです・・