税金・社会保険の優遇制度を受けるための◯◯円の壁や、専業主婦の年金半額の検討など、

国の政策には振り回されることが多いものです。

そのような政策を国民として

「知っておく」

ことは非常に大事だとは思うのですが(私自身はプロなので当たり前ですが)、

なるべく振り回されないように生きることが大事だと思っています。

 

働きたいから働いた

私は子どもが6ヶ月の頃に仕事復帰をしたのですが、

当時は派遣会社などから

扶養内で働かれたほうがお得では?」

ということもアドバイスされました。

結局私は「キャリアを少しでも早く取り戻したい」ということでフルタイムを選びました。

もちろんその後は家族などにも影響を与えたわけですが、

結果的にはこの決断はよかったと思っています。

税金や社会保険で多分損していた(微妙な年収だったため)とは思いますが、

国の政策によるお金の損得で動いていたら

お金よりも自分の生きたい生き方を後回しにすることにより時間を失い、

今頃後悔していたでしょう。

 

お金至上主義、感情論からの脱却

先日国が案として出している「専業主婦の年金半額案」に対して、

ネットでは様々な非難が行われていました。

いつから日本は

「お金と結びつかないこと=価値がないこと」

という考えをするようになったのだろうな、と見ていて思いました。

やっぱりそれは生活と仕事がどんどん分離されていった結果だと思います。

 

ちょっと話はズレますが、

最近好きな言葉に「手仕事」という言葉があります。

現在は「手先で行う趣味」的な意味で狭く使われている場合が多いですが、

日本人は古くから「手」を使った作業を「仕事」と捉えていたのではないかと思っています。

それは、お金に結びつくとか関係なく生活に必要なこととして。

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家の中のちょっとした修理はすべて手で行うお父さん、

ちょっとした洋服のほつれを直し、家庭菜園の世話をし、鰹節を丁寧に削るお母さん。

そういったお金と結びつかない「手仕事」が外注化され、お金に換算される世の中

は、お金至上主義的な印象を与え寒々とします。

専業主婦を外注化するといくらかかるとか・・・

こういったお金至上主義の世の中は、簡単に誰かと「比較」できてしまいます。

だからこそ「あっちは得した、こっちは損した」といった感情論にもなりやすい。

こういったお金至上主義、感情論から脱却するためには結局のところ、

知識をつけた上で

生きたいように生きる

ことが秘訣だと思っています。

(もちろん、人に危害を与える犯罪はNGですが)

私の場合は時間が大事なので、

国の政策を知っておくことはあっても、

それが自分の生き方に影響を及ぼすことはありません。

 

セーフティーネットだけは確保してもらいたい

私は日本という国はまだまだ恵まれている国だと思っています。

税金、社会保険が高いなどの不満は特にありませんが、

弱者に対するセーフティネットだけは確保してもらいたいなと思っています。

最近は細々とした政策ばかりが目立ちますが、

本当に助けを求めている、民間では見つけられない人たちの声を吸い上げて

ほしいなと思います。

病気、失業、貧困、社会からの隔離・・

お金至上主義の世の中で生きていけなくなった人たち

はたくさんいるはずです。

そういった人たちの最後の砦が税金で使われてほしい、と切に願います。

 

まとめ

国の政策に振り回されない生き方をしようという記事を書きました。

まずは金銭で換算される表面的なものに振り回せれず

本質を見ることが大事だと思っています。

朝早く出かけると近所のおじいさんが毎日小学生の登校を見守ってくれています。

こういった人たちを金銭に換算するといくら?なんて考えないですし、

こういった人たちを心から尊敬しています。

 

編集後記

今週は、法人の決算や、コンサルティングなど。

GW明け特に支障なく仕事に戻れました。

 

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