世間では、ある程度決まったことを一斉に行う慣習があります。

例えば、お昼の休憩時間など。

私が前に勤めていた会社では、お昼12時に一斉に出て、13時にはかならず自席に座っていなければならないという決まりがありました。

当然どこも混んでいて落ち着いて休憩を取れませんでした。

(決まりだから仕方ないといえばそれまでですが、、)

現在、お昼は混雑する時間を避けて11時半など少し早めに動くようにしています。

もちろんお店も空いており、快適に過ごせます。

仕事を始める時間も少し早めに。

会社では9時始業が多いですが、私の場合現在は6時くらいから仕事を始めています。

早朝にひと仕事終わらせることは精神面で良い影響を与えてくれています。

世間に合わせて自分も動く必要はないですし、逆に世間とは違う動きをすることによって得られるものがあります。

ひとつひとつは小さなことですが、その積み重ねが大きなものとなります。

「いよいよ◯◯の時期です」に自分も合わせない

先週2月16日から平成29年分の所得税の確定申告受付がスタートしました。

税理士にとっては稼ぎ時。

「いよいよ確定申告がスタートしました!」という見出しをネットで多く見かけました。

私自身はというと、年末に受け付けた10数件の確定申告のうち、半分を2月16日に提出しました。

残りの半分も、既に税金の概算額は出ており細かいチェックだけです。

自分の申告は1月4日に済ませました。(還付申告は1月1日以降すぐにできます。)

考えてみたら、平成29年が終わって既に2ヶ月半も過ぎています。

「スタート」という表現に振り回されていたら「これから繁忙期か・・」と思ってしまいかねません。(単に受付が「スタート」という意味でしたら理解できますが)

一歩先に動くことがアドバンテージに

世間より一歩先に動くことはアドバンテージになります。

これは生活、ビジネス全般に言えることだと思っています。

すぐに動けない理由としては、

「◯◯が変わってくれたら」(例:会社、国、家族)

「◯◯があれば」(例:時間、お金、学歴、コネ)

「◯◯が終わったら・・」(例:繁忙期)

「◯◯が身についてから」(例:スキル・知識)

があります。

でもそこを自分ペースにするだけで一歩先に動くことができます。

専門的な知識を増やすことも大事ですが、少しでも人より「早く」動くことも大事なスキルです。

特に独立・起業している人は変わり続けていくビジネス環境にすぐに対応しなければ生き残れません。

世間に合わせて動くのではなく自分ペースで動きましょう。

まとめ

「◯◯の時期です!」「◯◯の時間です!」の表現に振り回されないよう先手先手で行動することがアドバンテージに繋がります。

少なくとも私にとっては今の時期、「稼ぎ時」ではありません。。

編集後記

週末は、義理のお母さんとともに息子の合格祝いランチへ。

お母さんにとってはたった一人の孫、無事合格できて安心していただいたようです。

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