昨日の日経新聞に、「共働き世帯は貯蓄重視? 日銀調べ 所得から回す割合、専業主婦世帯より高く」という記事がありました。

ここ数年、共働き世帯が増加しているけれども、所得の伸びほどには消費が増えていないという記事でした。

昔ほど日本人の貯蓄率は高くないですが、それでも「いざといういときに」まず貯蓄、という考え方は根強いようです。

稼いだお金を全部使ってしまうのは間違っている?

私は、20代など若い人たちは、稼いだお金を基本的にすべて自分への投資に使っていいと思っています。

(最低限必要な生活費を除いて)

よく老後のお金に○○円必要、などと不安を煽るメディアもありますが、

若い人たちは老後まで時間もあるので、自分が稼げる力を身につけることが不安をなくしていく近道です。

よく働き出したら親孝行を・・という素晴らしい声も聞きますが、稼げるようになってからで私は構わないと思います。

若いうちは人への借りの方がどうしても多くなりますが、徐々に返していけるようになっていけば良いのではないでしょうか。

30代〜40代以降になると、家族を持つなど責任も増えるのでさすがに自由にはできませんが、自分の価値を高めていくために収入の一定割合を自分への投資に使う考えは必須だと思っています。

「いざというときに必要なお金」は人それぞれ

貯金、保険を勧める人が口にする「いざというとき」という考え方。

しかし「いざというとき」を考え出したらキリがないのでは、というのが私の考えです。

私自身は、全く無収入になっても1年間家族が暮らせるお金があれば良いと思っています。

いざというときにどれくらい必要か、これは人によって様々です。

外部の情報に振り回されず、自分自身で「これだけは必要」と決めてしまい、それ以外は投資に回して良いと思います。

自分への投資が一番の可能性を秘めている

「投資」というと、株式投資、不動産投資、、など考えがちですが自分への投資が一番の可能性を秘めていると考えます。

私が考える一番コストパフォーマンスの良い自分への投資が読書です。

私の場合ですが稼いだお金のかなりの割合を本購入に充てています。(元々の稼ぐお金が少ないからですが(^_^;))

1冊千円ちょっとの本から、著者のこれまでの知識や経験、ノウハウを得ることができるのです。

今はAmazonの読み放題サービスなど、読みたい本がいつでも読める環境です。

学びたいことがあればそれに関連した書籍を数万円程度で根こそぎ読むことができます。

株式投資や不動産投資は外部の環境など自分自身でコントロールできない要因が多いですが、自分への投資は自分でコントロールできます。

一番の可能性を秘めている自分に稼いだお金を投資しましょう。

まとめ

若い人たちが「老後が・・」と言っているのに違和感があったので「稼いだお金を自分への投資に回す」ことの大事さを書きました。

最近読んだ堀江貴文さんの本にも書かれていましたが、貯金は自分の持っている財産をある場所からある場所へ移動させることにすぎず、そこには何も進歩・成長はありません。

価値を生み出していくのはいつの時代も「モノ」「カネ」よりも「ヒト」です。

大いなる可能性を秘めている自分にまず投資しましょう。

編集後記

昨日は午前中美容院、午後はMacと格闘。

MacをメインPCにする準備がだいぶ整いました。

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