1人時間は創造力・発想力を鍛えてくれる贅沢な時間。1日15分でもいいからとろう
5/302017
カテゴリー:時間の考え方
昨日、今日にかけて1人で箱根へ行ってきました。
PCとスマホは持って行ったのでたまに仕事のメールのチェックはしましたが、ほとんどは考える時間に充てました。
1人でいる=孤独=悪 は本当か?
テレビなどのメディアは、
1人でいる=孤独、寂しい=悪い事
みんな(家族、友達、恋人、同僚など)といる=楽しい、充実している=良い事
を宣伝している場合が多いです。(みんなでいてくれた方が消費してくれるからでしょうか)
その影響からか、1人でいることを極度に恐れる人が多い気がします。
友達が少ない、恋人がいない、結婚していない、どこにも属していない・・など。
個々が孤独をどうとらえているかに関わらず、孤独と言う言葉は忌み嫌われます。(「孤独死」などは典型的ですね)
でも1人でいることは本当に悪いことでしょうか。
私は1人でいることによって得られる価値は非常に高いと思っています。
何かを創造・発想するにはまず1人時間が必要
その1つが「創造」「発想」する時間を取れることです。
「いやいや、私はみんなとワイワイして意見交換している時間の方がアイデアが浮かぶ」
という人もいると思います。
でもそのアイデアを出すのは個々の人間です。
誰かとアイデアを出し合って良いものを生む為には、まずは1人でたっぷり考える時間を持つことが必要ではないでしょうか。
セミナー、起業塾、コワーキングスペースなど人が集まる場所に行くこと自体は簡単ですが、そこから何かを得るためには自分1人でまず考える時間が必要だと思っています。
普段1人で考える時間を持っていない人たちが集まっても、表面的な盛り上がりや賑やかさだけで終わってしまう場合が多いのではないでしょうか。
今の時代、1人の時間をとることは難しい。とても贅沢な時間
まだまだ少数派ではありますが、「嫌婚派」「お1人様消費」という言葉が示しているように、1人の時間が見直されている傾向はあります。
生活が豊かになれば、その流れも当然だと思います。
また、現代は1人の時間をとることが非常に難しい点も1人時間が見直されている要因の1つに考えられます。
一見1人でいるように見えても、誰かとつながっている状態が今は普通です。
メール、チャット、SNSなどから完全に身を引かない限りは完全に1人になるのは難しいでしょう。
むしろ1人時間は自分で努力しなければ取れない、非常に貴重で贅沢なものとなっているのではないでしょか。
だからこそ意識して日常に取り入れる価値は高いと思っています。
1日の中に1人時間を15分でもいいからとろう
私は1日の中に少しでもいいから1人時間を取ることをお勧めします。
私の場合は最近は早朝に1人時間を取るようにしています。
早朝は雑音も少なく、1人時間を取るのに最適です。
朝起きたらパソコンは立ち上げず、スマホの電源は切り、机の上に紙とペンだけ置きます。
目を閉じて自分の頭の中にあるゴチャゴチャをとりあえずペンですべて言葉にして紙に殴り書きします。
自分の考えていることを吐き出すだけで、だいぶ頭がすっきりします。
1人時間は何をしても自由ですが、このようになるべく雑音を排除して頭の中をすっきりさせることがお勧めです。
頭がすっきりすることによってあらたに何かを生み出す力(創造力・発想力)が鍛えられます。
1時間、2時間は難しいという方であればまずは15分程度から始めると良いと思います。
まとめ
「絆」「つながり」などが美化されるメディアに疑問を抱き、1人でいることの価値を伝えたく、記事にしてみました。
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもありますが、三人のうちだれか一人でも貧しい発想しかできなければ良いものは生まれないはずです。
良いものを生み出す原動力は、まずもって1人時間を持つことからだと思っています。
編集後記
今回1人温泉はまとまった時間が欲しくて行きました。
ただ、「おひとり様歓迎」とうたっている旅館でも、家族連れ・カップル客が多かったです。。
おひとり様専用の旅館とか需要あると思うのですが(^^;
(箱根という場所柄外国人観光客・ファミリー客が多いので仕方ないですかね)