誰もが簡単にホームページを持てる時代になりました。

当サイトもWordpressというシステムを使って作っています。

WordPressには「テーマ」というデザインのテンプレートがあるため、

おしゃれなページを簡単に実装することができます。

とはいえ、それに慣れてくると

「ここのデザインを直したいのに・・」

「オリジナルのデザインを作ってみたいなあ・・」

という願望も出てきます。

ただ、1からHTML、CSSを書いていくのは面倒。

そんなときにお勧めなのが「Bootstrap」というCSSの雛形です。

本格的なWebサイトを、比較的簡単に実現することができます。

本日はそのメリットを書いてみます。

※↑先日告知したセミナーページはすべてBootstrapで1から作りました※

手軽に導入できる

Bootstrapは手軽に導入することができます。

HTMLファイルの<head>のタグ内に、Bootstrapのリンクのタグを書くだけ

利用できます。

公式ページにスターターテンプレートが記載されていますので、

そちらをコピペして貼り付ければすぐに利用することができます。

はじめに – Bootstrap 4.5 – 日本語リファレンス

コードを簡略化できる

Bootstrapを使えば、長々としたコードを簡略化することができます。

例えば、<h2>に囲まれた表題に

上と下に余白、文字の大きさを大きめに、ということを

普通にHTML、CSSで書こうとすると

【HTML】

<h2 class=”title”>タイトル</h2>

【CSS】

h2.title {

margin-top : ○px;

margin-bottom : ○px;

font-size : ○px;

}

といった形で冗長になります。

Bootstrapを使った場合には、CSSファイルの記述は不要で、

【HTML】

<h2 class=”mt-○ mb-○ display-○”>タイトル</h2>

のみで実装ができます。

(○には数字が入ります)

mtはmergin-top、

mbはmergin-bottomの略です。

mt-、mb-の後に数字を入れることによって余白を設定できます。

display-はフォントサイズを決めるクラスになります。

これらはすべてBootstrapの公式ページに実際の表示とコードの記載例が紹介されていますので分かりやすいです。

↓下記はdisplayクラスの例

Typography – Bootstrap 4.5 – 日本語リファレンス

難しいデザインも簡単にできる

HTMLとCSSのみで実装するには難しいことも、Bootstrapでは簡単に実装ができます。

例えば、アコーディオン(クリックすると広がるデザイン)です。

↓このようなデザイン

これらも公式ページに表示例とコードの記載例が表示されていますので

コピペしてすぐに利用ができます。

Collapse – Bootstrap 4.5 – 日本語リファレンス

レスポンシブが簡単にできる

Bootstrapはモバイル利用を前提とおり、必要に応じて表示サイズに

応じた設定をすることができます。

スマホやタブレットで見ることのほうが多い時代、この対応は嬉しいですね。

スマホで開いたときにPC用の画面だと見る気なくしてしまいますから・・。

先日作ったページもこのようにレスポンシブ対応となっています。↓

レスポンシブの設定も、HTMLとCSSで実装しようとすると

大変なのですが(メディアクエリというものの設定が必要)、

Bootstrapは「Container」というクラスの中に要素を入れてしまえば

ブレークポイント(適用スタイルを区切る位置のこと)に応じたスタイルを

簡単にすることができます。

概要(Overview) – Bootstrap 4.5 – 日本語リファレンス

個人的には、この「レスポンシブが前提」の考え方が、

モバイルファーストの時代に沿っておりBootstrapの素晴らしい点だと思っています。

 

まとめ

本格的なWebサイトを手間なく作れるCSSの雛形「Bootstrap」のメリットを書きました。

誰かが作ったテンプレートに満足いかない、

自分でデザインしてみたい、

という方にお勧めです。

 

編集後記

昨日は、月初であったため自分の月次チェック、源泉税の納付情報作成などを。

 

最近のあたらしいこと

Eggs things 横浜山下公園店

 

Youtube更新情報(毎週水曜日更新)

あまり知られていない税理士の仕事内容や、

私が面白いと思う点を話してみました。

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