本日は、とある会社から非居住者(日本に住所がない方)の申告をお願いしたいということで打ち合わせに行ってきました。

聞いたところ、非居住者の申告ができる税理士をネットで検索していたところ私の名前が出てきたようです。

ここのところの問い合わせは

  • クラウド会計
  • 非居住者の税務
  • ビットコインの税務
  • ネットビジネスの税務
  • 海外取引(輸出、海外企業支援など)の税務

に関することです。

こうしてみると私がちょっとニッチなところを狙っているように見えますが、最初からこれらの分野を強化していこうという考えはありませんでした。

きっかけは「興味」から

私がクラウド会計専門の税務顧問をサービスの1つとしているのは、元々ITで効率化するのが好きだったからです。

クラウド会計は少なくとも会計業界のIT面で先端を走っているという確信があったので、自分も活用していきたいと思っていました。

非居住者や海外取引の税務は元々外資系企業や国際税務を行う税理士法人に在籍していたことが関係しています。

ただこちらも得意だから、というよりは興味があるから、という理由が勝っています。

ビットコインやネットビジネスは独立してから強みとして打ち出したものです。

ビットコインは、書籍で研究して実際に投資をすることによってその魅力を知りました。新しい分野ゆえに、税金について悩んでいる人が多いと知ったのは投資を始めてからです。

ネットビジネスも、たまたま問い合わせをしてきた人がしていたのでお役に立ちたい、という思いから研究しました。研究しているうちに自分も興味を持って実践してしまったほど(あくまで研究程度ですが)です。

このように強みとして打ち出したきっかけはすべて興味・好きからでした。

何らかの強みがなければ目立てない

独立後は、何らかの強みを打ち出していかなければ埋もれてしまいます。

しかし、何を強みにしていけばいいのか私も独立当初は分かりませんでした。

「記帳代行格安」「○○業に強い」「節税に強い」「税務調査に強い」「相続に強い」・・・などは既に強豪がひしめき合っています。

かといって、無理に自分の興味のないもっとニッチな分野(医療法人とか宗教法人とか?)を武器にしようとしてもモチベーションが上がりません。

なので最初は試行錯誤でしたが、「自分のやってきたこと」に加え、「自分の興味のある・好きな分野」に関する税務記事を書いていました。そしたら、その分野に関する依頼も少しずつ増えてきました。

そこからは、自分が興味を持てる分野に力をいれていく方向にシフトしていきました。

何を強みにして良いか分からなければ興味のある分野を突き詰めてみよう

独立して何を強みとして打ち出していくかは非常に悩むところです。

そんなときは、自分のやってきたことに加え、現在興味のあることを突き詰めてみたらどうでしょうか。

興味のあることはモチベーションも上がりますし、知識の習得も早いです。

ただ、興味のあることを強みにするにはその分野を突き詰めるくらいの姿勢が必要です。

ニッチな分野でもライバルはいるからです。

ライバルよりも1歩、2歩常にリードしなければいけないでしょう。

継続的に勉強し続けるためにも、興味のある分野を強みにすることを私はお勧めします。

興味のあること・好きなことを仕事につなげるには発信が必要

独立してからの1年半を振り返ってみると、ブログやHPで発信していることが、そのまま仕事につながっています。

「こんなことができる」「こんな分野に興味がある」といくら自分で思っていてもそれを誰かに知ってもらわなければ仕事は依頼してもらえません。

興味のあること・好きなことがそのまま仕事につながるのも独立の魅力ですが、そのためには発信もセットに考えていくことが必要ですね。

まとめ

自分の強みとして、興味のあること・好きなことを発信し仕事につなげることができるのは独立の魅力であることを書きました。

特にひとりフリーランスの場合には、規模の拡大を目指さないためニッチな分野に向いているのではないかな、と思っています。母数がそれほどいなくともヒットする可能性はあります。

自分が興味のあることを強みにし、発信し続け、仕事につなげていきましょう。

編集後記

今日の午後は、打ち合わせで恵比寿へ。

事務所のある横浜駅から湘南新宿ラインで一本で行くことができます。

帰り、久しぶりに「逆行きの車両に乗る」というベタなドジを。

しかも赤羽に着くまで気づきませんでした・・

帰りがものすごく長く感じました。

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