私はいま44歳。税理士資格を取ったのは大体8年くらい前で、

6年前に独立しました。

たまに、

「税理士以外の資格は取らないんですか?」

と聞かれるのですが

今のところは考えていないです。

(実際、独立後にとった資格は全然関係ないDeep learningの検定のみ)

その理由を書きます。

 

※書くことは日々鍛えた

 

税理士という仕事だけで満足しているから

まず、税理士という仕事の幅広さに

もうお腹いっぱいだから(満足しているから)

というのがあります。

 

よく、他士業(社労士とか、司法書士とか)や金融関係(FPとか)

の資格を取れば仕事の幅が広がると聞きますが、

私の場合どちらかというと仕事の幅を狭めることで違いを作りたいので、

違う分野は潔く専門家にお願いし、手を出していません。

 

税理士という仕事は本当に奥が深く、

いずれにしても日々勉強ができるので、

敢えて自分から広げなくても良いかな、と思う次第です。

 

いまのところ就職を考えていないから

資格って、どちらかというとどこかの会社に就職するとき

重視されるものなんじゃないか、と考えています。

 

海外ではLinked inなどビジネス系のSNSが利用されているケースも

ありますが、日本では履歴書・経歴書に書かれていることが

まだまだ重視される傾向にあると思うので。

 

もちろん、独立後もHPに輝かしい資格を書けば

「すごい!」と思ってもらえそうだけど、

それで仕事に結びつくかは微妙なところかと。

 

というわけで

今のところ、(廃業しない限りは)就職を考えていないのも

資格取得にあまり積極的でない理由のひとつです。

 

「使う」スキルを重視しているから

一番大きな理由が、こちらです。

  • IT、プログラミング
  • 英語
  • 最新の税務
  • 書く・話す

などのスキルについて、

「どこで勉強したんですか?」

と聞かれることがありますが

どこか学校に通ったわけではなく、

ましてや資格取得をしたわけでもなく、

「使いながら鍛えた(鍛え中)」

としか言えないんですね。

 

例えば、わたしのブログで

よく読まれているのがプログラミングの

記事ですが、これも全部

仕事時間を減らしたいとか、興味を持ってとかの

「使って役立てたい」「モチベーションあげたい」理由でして、

ググる、書籍を買う、メンターに聞く、などして学びました。

もちろん、そのためのガジェット投資やツール、コンサルティング費用にお金を投じています。

 

英語も同じ。

元々英語を使う仕事はしていましたが、

TOEICなどの資格試験のスコアはたいしたことありません。

(780点でストップ。試験自体がつまらなくて数年前から受けてません)

 

でも、「使う」ことはちょくちょくしてるんですね。実際、学ぶだけじゃなくて使いたいので。

海外のお客様との仕事でメールを送る・ZOOMをすることもありますし、

今年は海外に10日間滞在しました。

自分の英語が通じなさすぎて笑えましたけど。

 

英語は特に時間のかかるスキルなので、

毎日好きなドラマやYoutubeを見て

楽しみながらシャドーウィングなどをして鍛えています。

 

実際、TOEICの点数が高くても

「使えない」方は多いと思います。

それは試験の勉強はしても

普段「使っていない」からだと思っています。

 

学生や社会人になって数年目など、

比較的若くてまだまだ経験も少なく

これから就職する、という人であれば

資格取得は大きなアドバンテージになるかと思いますが、

わたしくらいのミドルエイジの人間は

「使う」スキルを伸ばしていった方が

楽しいし、コスパ良いなと感じているところです。

 

まとめ

独立後、税理士以外の資格取得を考えていない理由を書いてみました。

もちろん、「これは自分が極めたい!」と思っている資格があれば

受けてみるのも楽しいと思います。生きがいにもなるかもしれませんし。

仕事につなげる、仕事のスキルをアップをする、モチベーション高める

といった目的であれば

最後に話した「使える」スキルを日々磨く

方が早いかなと思います。

 

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