大学生3年生の皆さんにざっくばらんに話をした

先日、明治大学商学部3年生の皆さんに

ZOOMで講義(内容は、税理士の仕事とか、デジタル資産の税務とか)をさせていただきました。

 

私が去年書いた『デジタル資産と電子取引の税務』

ゼミで使っていただいているとか。本当に嬉しいですね。

税理士会の派遣で「租税教室」(あらかじめ決められた内容を

小中高生、専門校生にお話すること)はしたことはありますが、

今回は個別依頼なので内容はほぼ自由。

ですのでざっくばらんに、お話をしました。

そこで自分でも気づきになったことがあったので

書いてみます。

 

「教育」という言葉が苦手

実は、「教育」という言葉が苦手です。

なんか、育てて「あげる」みたいな意味合いに聞こえて。

どうしても上から目線になってしまうのが嫌なんですよね。

 

これは自分が小さい頃感じていたことでもあります。

大した人間でもないのに威張る大人(自分を大きく見せるために)、

逆にやたらと子どもに媚を売る大人(自分を守るために)、

色々みてきて。

今でも、

どんなに繕ってても、

「表面だけ大人」

の人間には敏感だったりします。(本音と建前とか、営業トークとか、超苦手。)

 

ですので今回お話がきたときは、

正直「学生さんに有益なお話できるのかな・・」と

不安に思いました。

 

等身大の大人でいようと思った

でも結果的に引き受けてよかったです。

資料を作り、何を伝えようかと考えていた時に

「そうだ、等身大の大人の自分を見せよう」

とありのままの話をしたんですね。というかそれしかできなかった。

 

無理に売上上げないとか、

夜暗くなったら仕事やめるとか、

嫌な人と仕事しないとか。

(ともすれば大人っぽくない)

 

あとは大人のいうことをあまり鵜呑みにしないで

自分で考えた方がいいよ、とか。(私自身もそれ、学生時代にききたかったことなので)

 

実際、彼らは小さい時からデジタルデバイスに触れてて、

コロナ禍に大学に入学してリモートが当たり前で、

私が学生だった頃と全然違う人生を送ってきてるはずなんです。

(大学生時代飲んだくれてたわたしより絶対優秀。)

 

ということは、わたしの体験談なんてほとんど役に立たない

ことを前提にしたほうがいいと思いました。

結果として、わたしが伝えられることは

「仕事・人生を楽しんでいること」

だけかな、と思ったので

いま仕事を楽しんでいること、

そして学生さんにも早めに熱中を見つけたほうがいい、

ということを最終的に伝えました。

 

税理士資格取るのも大事ですけど、

熱中がなければなにをしても楽しくないですから。

 

わたしにとっても実りのある講義でした。

依頼いただいた教授の皆様には感謝してます。

 

まとめ

大学生にお話をして、

等身大の大人でいたいと思ったことを書きました。

 

編集後記

昨日は、6月申告のお客様の申告書作成をがっつりと。

税理士業は、神経使いますがやりがいもあります。

 

最近のあたらしいこと

サンマルクカフェ はちみつそらまめ

« »