2021/1/21に、日本法令様より

『速解!年末調整電子化ガイド』を出版させていただきました。

本屋さんにも並んでいると思います(残念ながらうちの近くの

本屋では見かけず。。)。

本日は、それにちなんで電子化について思うことを

書きます。

 

電子化(ペーパーレス)は最終的な目的じゃない

電子化(ペーパーレス)ばかり強調されると、

「なんでもペーパーレスに!」

と、それ自体が目的になりがちです。

 

例えば、

最近電子帳簿保存法の中で要件が緩和された

「スキャナ保存」。

わたしは正直これは本質じゃないと考えています。

どう考えても、紙で受け取った領収書を写真で撮ってアップして・・

って面倒ですよね。

 

いっそのこと、電子マネーやクレジットカードで支払ったものは、

紙のレシートの発行が一切なくなってしまえば良いのでは、

と考えています。

データでしか記録されなければ、

そのデータを活かすしか方法がなくなる。

写真を撮るとか、余計な手間がなくなるのでそれが良いと考えてます。

 

本来ペーパーレスは、仕事全体をスムーズに、気持ちよく終わらせるための

ほんの一部の効率化なんですよね。

単なる手段の1つに過ぎず、

それ自体を目的にしないことが大事と考えています。

 

この本の中でも、

電子化にこだわり過ぎず、現実的な妥協点を探っています。

 

中途半端にやるのではなく、デジタルをメインに

中途半端に電子化を進めると、

紙とデータが入り混じって、

余計な仕事が増えてしまいます。

 

例えば、お客さまには紙で提供して

社内用にはスキャンしてPDF保存するとか。

だったら、お客さまに最初からPDFで提供すれば良いのでは

ないでしょうか。

もはや紙で提供してなければならないものなんて

ほとんどありません。

 

「原則デジタルで」

と決めてしまい、

「どうしようもないときだけ、紙」

くらいの考え方でないと電子化は

進まないと考えています。

(まあ、どうしようもないとき

って大体決まってるんですけど、、)

「お客さまが・・・」

「社内体制が・・・」

と理由はいろいろつけられますが、

個人的にはとにかくやってしまえばいいがな!って思います(笑)。

 

もちろん最初は色々大変ですが、

「原則電子化する!」と決めてしまうことが

早道です。

 

日本法令様開催のセミナーも行います。

※WEBセミナー※【2/4】はじめての「年末調整の電子化」ガイド | 日本法令オンラインショップ

 

まとめ

『速解!年末調整電子化ガイド』が発売されたことをきっかけに、

あらためて電子化について思うところを書いてみました。

 

編集後記

金曜日は、午前中仕事して午後は映画へ久しぶりに。

良い家族映画で、涙ボロボロ流しました笑。

映画館はすべて指定席で人と距離もあるので

安全空間と考えています。

 

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