紙の本を出版するメリット
9/82020
カテゴリー:書く仕事
独立開業して4年ですが、
これまで単著3冊、共著1冊を世に出させていただきました。
そして現在、4冊目の単著を執筆中です。
今の時代、電子書籍など自分の本を出版するハードルは下がって
いるのですが、紙の本を出版するメリットはあると考えています。
その理由を書いてみたいと思います。
メリット①第三者の視点を取り入れられる
当ブログは、私一人で完結しています。
電子書籍も、基本的には一人で書いて、一人で編集して出版するかと思います。
一方紙の本は
企画から執筆、校正まですべてプロの第三者(編集者の方など)の視点が
入ることになります。
特に、専門書ではなく一般書に関してはその傾向が強かったです。
この「第三者の視点が入る」ことは非常にメリットがあります。
なぜなら、自分では気づけなかった発想の特異性(会計をパズルと言ってみたり)や、
自分では当たり前だと思っている表現が難しすぎるということも気づけるからです。
(実際に、何度も最初の本は書き直しました。)
普段ひとりで執筆、編集までしている身としては
第三者の編集のやり方もとても勉強になりました。
メリット②インプットを自然にできる
本は、書いた人が一番勉強になる、ということを知りました。
100〜200ページ単位でひとつの分野を書き上げることは
それなりのインプットが必要です。
しかも紙の本は一度出すと修正がほぼできないので緊張感があります。
そのため、本を書くためのインプットを自然とできるようになるメリットがあります。
私も、本を書くためにインプットしたことはすべて自分の血肉となっています。
メリット③ネットでは届かない人にも届けられる
最初の本を出版したとき、
遠方の方から手書きのお手紙で感想をいただきました。
恐らく普段はインターネットをやっていない方かと思います。
紙の本を読む人は今や非常にニッチな存在。
そんな普段接することができない人にも届けることができるというのも紙の出版のメリットと考えています。
メリット④計画性が身につく
自分で出版する電子書籍の場合、特に締め切りはありません。
一方紙の本の場合には最初にいつまでに執筆が完了して1回目の校正はいつまでで・・
と大まかですが最初にスケジュールを決めます。
第三者との約束なので、
自ずとプレッシャーがあり計画性が身につきます。
現在書いている本も、
「この日までには第○章まで書いて・・」
といった計画をたてて程よいプレッシャーの中日々少しずつ書いています。
メリット⑤売られていると泣けるほど嬉しい
これは個人的な感想になってしまいますが、
やっぱり実店舗に自分の本が売られているのを見るのは泣けるほど感動します。
この感動は、紙の本でないとなかなか得られないものかと思いますので
メリットの1つに加えました。
まとめ
紙の本を出版するメリットを書きました。
依頼を受けるハードルが高い、
かけた時間の割にはそこまで収入は多くない、
というデメリットもあるのですが
それを上回るメリットがあると思っています。
依頼を受けるためには発信が必要
ですので、
ブログでの発信は続けていきます。
編集後記
週末は、家族でお寿司を食べに行ったり。だいぶ外食は人が戻ってきた様子です。
昨日は、遅れていたYoutube動画を撮りました。
最近のあたらしいこと
茄子にハマっています。
普通にフライパンにごま油をひいて、焼いて生姜と醤油、鰹節などをかけるだけ。
旬の野菜が一番です^^。