クラウド会計に特化している理由とは?

横浜で税理士として開業して3年。

紆余曲折はありましたが

クラウド会計専門

をアピールに、今までやってきました。

 

税理士からは賛否両論の多いクラウド会計。

そのクラウド会計を「専門」とアピールしている

理由は以下のとおりです。

目指す世界とターゲットが合致したから

今後大きな企業もクラウド会計を利用する可能性はありますが、

今のところクラウド会計のターゲットは、

「自分で数値を管理したい」

というスモールビジネスのオーナーです。

そして私自身も、スモールビジネスのオーナーが税理士に丸投げをするのではなく、

自身で数値を管理して経営に活かすことのお手伝いをしたいと思っていました。

このように、目指す世界と役に立ちたいターゲットが合致したことがクラウド会計専門でいこうと思った理由の一つです。

ですので、クラウド会計ソフトの目指す世界とターゲットが変わってしまったら「専門」を名乗ることはやめるかもしれません。

そんな経緯もあり、クラウド会計は決して会計事務所のほうではなく、

エンドユーザーであるスモールビジネスのオーナーのほうを向いて開発をしてほしいなと切に願っています。

UIと操作性がエンドユーザー向けだから

クラウド会計のUIが、会計のことを勉強していない人でも操作しやすい

仕様であるところが好きです。

私自身は、クラウド会計を使うときは

税理士としてではなく一事業者の目線で操作性をチェックしています。

したがって、「顧問先を瞬時に切り替えられる機能」とか(そもそも件数は少ないので)

「テンキーで仕訳を高速入力する機能」がなくても全く問題ありません。

会計ソフトは会計事務所ではなくエンドユーザーのためにあってほしいと思っているので、

それを意識した作りであるクラウド会計を選んでいます。

ワクワクするから

クラウド会計は、発展途上ではありますが業界の中では時代の先をいっています。

時代の先をいくことは、私にとってはワクワクすることであるのも専門を名乗る理由です。

2020年には5G(超高速通信規格)が徐々にスタートし、

クラウド上で完結できることがますます増えていくでしょう。

API(Application Programming Interface)を使って様々な外部ソフトと連携できれば

会計ソフトといった枠に収まらなくなる可能性もあります。

開発スピードの早いクラウド会計を使っていればこういった外部の様々な変化に

嫌でも対応しなければなりません。

変化は私にとってはワクワクすることですので、大歓迎です。

会計ソフトは、あくまでツール

ここまで色々とクラウド会計に特化する理由を書きましたが、

特定のソフトにはこだわっていません。

会計ソフトはあくまでツールなので、

その先の

「目指す世界」

「役に立ちたいお客様」

が大切です。

ですので細かな機能云々を語るよりも、

自分が目指す世界はどんな世界か(私の場合は、すべての事業者が数値管理できること)、

自分が役に立ちたいお客様は誰か(私の場合は、スモールビジネスのオーナー)

を語れることのほうが重要だと考えています。

 

まとめ

私がクラウド会計に特化している理由を書きました。

「機能」ばかり見てしまうとどうしても批評になってしまうのですが、

その先の

「目指す世界を目指せる」

「役に立ちたいお客様に役に立てる」

ことの実現のほうが大事ではないでしょうか。

 

編集後記

昨日は、クラウド会計ソフト会社のマーケティング担当の方とクラウド会計活用方法についての打ち合わせをテレビ電話にて行いました。

私を通じてお客様の声を届けることができて満足です。

 

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