ひとり仕事は代わりがいない。もしものときのためにしていること
7/202023
カテゴリー：ひとり税理士
独立してから、共同経営者はいませんし、
人を雇ってもいません。
完全ひとりで仕事をしています。
自分の代わりがいない状態で、
もしものときのためにしていることを
書いてみます。
※自分にもしものことがあったら？
当日の朝にキャンセル
先日、近くの美容院に予約を入れました。
1週間後くらいの日付でした（ネットからは申込めず、電話で）。
当日になって、
「さて今日は美容院だ」
と気合を入れていたら
早朝に電話がかかってきて、
「大変申し訳ございません、
子どもが急に熱を出してしまったので
本日のカットはキャンセルさせていただきたく・・
勤務前にご連絡したほうが良いかと思いこんな時間にすみません」
ということでした。
「子どもの熱は仕方ないよね・・」
と思い電話を切ったのですが
なんとなくモヤモヤが。
ひとつは、
子どもの熱というのは本当に仕方ない（わたしも経験している）けど、
頻繁に起こるはずだしそういうときはいつもキャンセルしているのかな？
ということ。
（あとさすがに当日朝にドタキャンはないかなと・・会社員の
方だったら休みをとっているはずなので）
その方は、
「小さな子どもがいるひとり美容師」
さんだったのかもしれません。
自分だったらどうするだろう、
ひとり仕事のリスク回避は？
とぐるぐる考えました。
自分がしていること
これを機会に、自分がしていることを見直してみました。
いざというときリストを家族に
一番起きてほしくないことですが、
自分がこの世の中からいなくなることはあり得ます。
ひとり仕事の場合、
ダイレクトにお客様に影響が出てしまいます。
そこで、私に何かあったときは
家族にお客様に連絡してもらうように手配しています。
「連絡してもらうリスト」をあらかじめ用意して。
（もちろん普段は見せていません）
これで
「お客様が連絡しているのに全然返信が返ってこない（もうこの世にいなかった）」
という最悪の事態は避けられるかなと。
お客様情報に限らず、
財産状況などを記したエンディングノートは
作成しています。
（当時はノートでしたが今はデジタルで日々更新しています）
仕事を増やしすぎない
これは事前準備ではありますが、
そもそも普段から関係するお客様を増やしすぎない
ようにしています。
特に継続的なサービスを提供する顧問の
お客様ですね。
大体の目安として、
10件までとしています。
自分でもわからなくなるくらい
お客様を抱えていたら、
いざというときに大変なのは目に見えています。
それに、仕事を抱えすぎると
心身を病み、結局お客様に
迷惑をかけることにつながりかねません。
代行をなるべくしない
お客様の業務を代行することも
なるべく避けています。
税理士として申告などは行いますが、
会計業務などお客様でできることは
お客様にしていただいて、
アドバイザリーに特化しているのは
そのためです。
こうすることで、「戸村税理士がいないとなにもわからない」
ということを防ぎ、いざというときに
お客様の負担を減らすことができます。
いつでも・どこでも仕事できるようにする
死亡してしまったらできませんが、
入院など手を動かせるような状態であれば
PCは触れるのでメールやチャットは送れると思います。
私はコロナ前からオンラインに
なるべく切り替えてきたので、
対面が減っているのはリスク回避につながっていると
感じています。
病気や怪我で入院中に
訪問はどうやってもできませんので・・
（電話もきついですよね）
書類をすべてデジタル化しているのも
リスク回避につながります。
病院に書類を送ってもらって
仕事・・は現実的に不可能ですので。
ひとり仕事に限らず
「もしも」のときのための対策は
誰でも必要と考えています。
まとめ
代わりのいないひとり仕事をしている身として、
リスク回避のためにしていることを書きました。
ちなみに、冒頭のお話で
私がもし
「小さな子どもを抱えたひとり美容師」だったとしたら・・・を考えてみたところ、
まずはいざというときのために
複数の預け先は最低限用意するかなあと思いました。
子どもの急な発熱で毎回キャンセルしていたら
それこそ信用なくしてしまうのでは、と・・・（地元のお客様だけで成り立っているのかもしれませんが）。
色々考えさせられました。
編集後記
作成していた日傘が完成！
自分だけのオリジナルは嬉しいものです。
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