五感を磨き、健やかでいるためにわたしがやっていること
6/172022
カテゴリー:ライフハック
人間関係で悩む人が多い
最近養老孟司先生の本をよく読んでいるのですが、
「そうだよな〜」
と思うのが、先生の「脳化社会」への危惧ですね。
「こうすれば、ああなる」
という論理が行き過ぎている、と。
だから、予想のできない行動をする子どもや、
見かけだけで判断される虫は排除されると。
もっと見て、触って、嗅いで、など五感を活かそうよと。
わたしはどちらかと言うとテクノロジー好きなのですが、
アナログもとても大事にしています。
無意識のうちに、養老先生の言う「脳化社会」に
反抗してるのかも。
人間は自然の一部なので、
社会(人間)5割+自然(五感)5割
くらいの時間の使い方がちょうどいいんじゃないかな、と
思っているところです。
おそらく今は社会(人間)が肥大化してしまって、
だからこそ皆人間関係で悩んでいるのかなって思ってます。
そこで、五感を磨くために
私がしていることを書きます。
※自分で作ったエプロンを愛用
料理をする
自然な五感を磨くのに一番良い方法が、「料理」だと思っています。
視・聴・嗅・味・触
全部使いますよね。
スーパーに行って新鮮な野菜を触って見極め、
火がチリチリ鳴る音や湯気の音を聴き、
匂いを嗅ぎ、
味見をする。
料理って、「面倒なこと」と思われている方が
多いと思いますが、
五感をフルに使った、ものすごくクリエイティブなことなんですよね。
わたし自身、子どもが小さくて勤務していた頃は
料理を「面倒なもの」と捉えていました。なぜなら時間がなかったから。
本当に勿体無いことしたと思います。
「なんとなく人間関係で疲れた・・」
というときほど、美味しい料理を作ろう!と決めて
五感をフルに活用して集中して作ることをお勧めします。かなりストレスがなくなっています。
土に触る
土に触るのも良い機会だと思います。
田んぼでも、公園でも、家庭菜園でもなんでも良いから
都会にいても土に触ることで心が落ち着きます。
わたしの場合は、都会のマンションのベランダに
無理やり家庭菜園コーナーを作って野菜を育てています。
この初夏の時期は、1日経つと
シソなんかがボウボウに生えて、
毎朝「すごいねえ君」と土や葉っぱを触って、
「乾いているな」と思ったら水やりをします。
土には微生物がいて、生ごみを堆肥に変えてくれます。
そんな自然(虫含め)をぼんやり眺めているだけで
抱えていた悩みも「どうでもいいかも」と思えます。
※去年から始めたコンポスト
君たちは君たちでそこに存在しているだけで素晴らしいのに、
わたしはなんでひとりでジタバタしてるんだろね、と。
五感を使うひとり趣味を作る
なるべく五感を使った趣味を作るのも有効です。
わたしの場合は、ピアノとハンドメイドです。
※自分で作ったバッグ
ハンドメイドに関しては、
別に手先が器用というわけじゃないんですが、
何かを「作り出す」行為が落ち着くんです。
一心不乱に作っていると、
段々と心が休まってきます。
昔の人はほとんどのものを手作りしてたんだよね、
と思いを馳せたり。
便利になった反面、失われたものもあるんだろうなあ
としみじみ思いながら手を動かしていると
そのうち心が安定していきます。
こういう「なにも有益なことを考えない」時間はなくしちゃいけないと思っています。
人間が肥大化した世の中で。
まとめ
五感を磨くためにわたしがやっていることを書いてみました。
編集後記
コロナワクチン3回目を接種したところ
副反応がやはり。でも2回目よりはマシでした。
最近のあたらしいこと
スタバのカフェミスト