繁忙期・残業80時間から抜け出してみてわかったこと
3/192018
カテゴリー:My働き方改革
あの80時間はなんだったのだろう
私は昔から体力もなく根性もないので夜まで働く残業が本当に苦手でした。
それでも税理士の繁忙期と呼ばれる1月から3月は、前の職場(税理士法人)では月に残業80時間程度していたのを覚えています。
(「少な!私は100時間超えです」という方いらっしゃったらすみません、本当に体力ないので・・)
独立1年目はほとんどお客様もおらず、外注仕事だけしていたので勤務のときとさほど状況は変わりませんでした。
というわけで、2年目の今年、はじめてひとりで繁忙期とやらを迎えたわけですが、、
感想としては、「あの80時間はなんだったのだろう」というくらい、
自分のペースで仕事ができました。
独立後は自分のキャパを超えないように仕事を調整できる
勤務していた頃は、随時更新される「アサイン表」(顧客の担当者を一覧にした表)が恐怖でした。
いつのまにかどこかのプロジェクトにアサインされていたり、件数を増やされていたり、重いクライアントの担当になっていたり・・。
もちろんその恐怖のアサイン表は自分でコントロールできません。
定時内でできる仕事量を超えていようが、残業ありきの考え方が浸透していたので諦めの境地でした。
翻って、独立後。
2年目になって、仕事が徐々に増えていったのはよかったのですが、
年末あたりから「これ以上増えるとまずい」と思って依頼を受けるのをストップしました。
依頼してきてくれたお客様ひとりひとりに丁寧に対応するためには、ここまでという限界を感じたのでした。
もしこれが勤務のときみたいに自分でコントロールできない立場であれば。
残業80時間超えは免れず、質の低下、精神状態の悪化など悪影響を及ぼしていたでしょう。
時間を少なくしても収入増は実現できる
残業80時間超えの勤務のときと、日中以外は基本的に仕事しない今と。
普通に考えれば収入は減るかと思いましたが、そんなことはありませんでした。むしろ増えています。
(元々勤務している時も給与は高くなかったのでバリバリ働いている人からみたら「ふっ」って金額かと思いますが)
おそらくその要因は、時間と単価について、主導権が自分にあるからだと思っています。
自分で単価を決め、時間を見積もり、仕事を請け負う。
割に合わない、原価割れを起こしてしまう仕事をこの方法によって避けることができます。
自分の中に染み付いた考え
「いっぱい働かなければお金はもらえない」
という呪いから解放されました。
まとめ
「これだけ稼げばいい」「これだけの時間働ける」という目安は人それぞれです。
(ちなみに私はいずれも上限低めです)
そこから大きく逸脱しない範囲でバランスをとっていければいいと思っています。
独立後は単価を上げていく努力をし、収入を維持しつつ働く時間を抑えていくことも可能です。
独立を考えている人、私みたいに体力がなく根性も・・という方の参考になれば幸いです。
編集後記
土曜日は、税理士のためのAIセミナーへ参加。
AIに関する知識を書籍などで少し仕入れていたものの、ふわっとした感じだったので
それを確認する意味でも参加してよかったです。
日曜日は、法人決算についての対面相談を1件。
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