モチベーションを保てない?

ありがたいことに、

「独立したいと思っているので相談したい」

という税理士の方の相談を受けることが最近多いです。

↓こちらの本をきっかけにご依頼いただくことが増えました


相談の中で、たまに

「正直なところ、仕事が面白いと思えなくて・・モチベーション保つために何かしていますか?」

と聞かれます。

 

わたしは税理士の仕事は嫌いではありません。

お客様の大切な数値を預かり、複雑な条文を読んで税務判断のサポートをする

ことは、私にとってやりがいのあることで継続していきたいことです。

ある一定の条件さえクリアすれば。

その条件とは、「やりすぎない」ということです。

 

好きでも、やりすぎたら燃え尽きてしまう

年始に、妹と会ったのですが、

彼女は本業(食品関係)の他に

クリエイター(漫画家)としても活動しています。

会っている時もずっとiPadで絵を描いていました。

「そんなに好きなら、○○屋さん(本業)やめちゃえば?」

と言ってみたところ

「いやいや、限られた時間だからこそモチベーション保てるんだよね。

さすがに朝から晩まで漫画描いてたら、嫌になっちゃう。

だから、日中は外に出て働いて、空いた時間で漫画描ければいい。」

と言っていました。

 

この考え方には、私も納得です。

どんなに好きなことでも、やりすぎたら燃え尽きて

せっかくのモチベーションも下がってしまうと。

 

仕事量をコントロールできない環境下では燃え尽き症候群になりやすい

思えば、独立前勤務していたときには

自分で仕事量をコントロールできず、

繁忙期には到底日中だけでは終わらないような仕事量を与えられていました。

 

もちろん、それで「任せてもらえてる!」とやる気が出る人もいるでしょう。

でもわたしは逆でした。

一時期、「税理士やめたい」と思えるくらい落ちました。

 

いまは、その反省もあって

「自分が好きでいられる」範囲の

税理士業をしています。

余裕を持って、丁寧に対応できるくらいの量です。

 

冒頭の「仕事が面白いと思えない」

とおっしゃっている方の多くも、自分で仕事量をコントロールできない

環境に身を置かれている方が多いです。

 

モチベーションが上がらないと、

つい自分のせいにしてしまいがちですが

実はやりすぎ(環境の問題)だったりします。

そういう方は、

勇気を持って自分で仕事量をコントロールできる

環境に一歩近づくことをお勧めします。

(転職もありですが、

もちろん究極系は、「独立」です)

 

まとめ

どんなに好きなことでも、

やりすぎは禁物。

うまく他のこととバランスをとって

モチベーションを保っていけたらと考えています。

 

編集後記

昨日は、仕事始め。

自分の確定申告や、お客様の源泉所得税の納付情報準備など。

思ったよりもスムーズに仕事ができました。

 

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