一番自分の頭に叩き込まれる手段は書くこと・教えること
6/282018
カテゴリー:ライフハック
税理士試験など長期間にわたる試験勉強をしてきましたが、正直受験勉強で暗記したことはほとんど忘れてしまいました。
今現在私の頭に叩き込まれている知識は、すべて税理士として実際に働いてから(特に独立してから)、書いたり、教えたりして身につけたものです。
「自分の言葉で書く」ことは一番頭に叩き込まれる
ブログを書いていない時に他人のブログを読んでいた頃、
「あ、これくらいだったら自分でも書けそう!」
と思っていた時がありました。
しかし・・実際に書くと自分の知識のなさ、文章力のなさに唖然としました。
2、3時間かけてもろくなものが書けません。
しかも試験勉強のときのように誰も見ないワードにタイピングするのではなく、全世界に向けてアウトプットする文章で、間違ったことは書けません。
ここ最近は、特に書籍執筆の際にこのことを感じました。
ブログと違って印刷物として世に出てしまう怖さがあります。
したがってその分必死で自分の中で120%理解しようと努めるようになります。
なかなか辛く、苦しい作業ですがその分「この分野については誰にも負けない」くらいの自信がつきます。
「人に教える」ことも効果的
全世界に向けて書くことと同じくらい人に教えることも自分の血肉になります。
顧問のお客様からの普段の質問はもちろん、
単発の税務相談、コンサルティングをやるようになってから身にしみてわかりました。
特に時間が限られている単発サービスの場合、いかに相談者の悩みをすくいとり、アドバイスできるかが鍵となります。
したがって学校や試験勉強などでやってきたように知識を1から積み上げ、暗記して、、などと時間をかけてやってられません。
まずは現場に近いところに飛び込んでしまう、という方が早いでしょう。
私の場合話す仕事は、同業者団体が募集している無料相談、セミナーなどから徐々に慣らしていきました。
変化のスピードの早い時代、いわゆる「勉強」も「机上」から「実践」へのスピードが早くなっている気がします。
その中でも「書く」「教える」は自分をレベルアップさせてくれる有効な手段だと思っています。
まとめ
独立してから、「書く」「話す」仕事が本当に増えました。
(特にここ最近は書いてばかりのような。。)
この2つはほとんど独立前に経験していなかったことなので最初は辛いものでしたが、
今はこの2つは自分の仕事には欠かせないものとなっています。
これら2つのスキルは機械が代替しにくいものです。早いうちに身につけておけば人と差がつけられるのではないでしょうか。
編集後記
昨日は書籍のカバー写真を撮りに、高円寺のスタジオへ。
自分の写真は自撮りを含めほとんど撮らずしかも目の前に写真家さんがいる状態というのは
大変緊張感溢れ、「ここはどこ私はだれ」的な気持ちになりましたが
何はともあれ撮り終わりました。長い時間お付き合いしていただいた写真家さん、ヘアメイクさん、編集者さんに感謝です。
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