12月〜3月は税理士は繁忙期・・と言われている

税理士には大きな仕事である「確定申告」というものがありまして、

その時期は2/16〜3/15と決まっています。

また、12月決算の会社が多いため決算が2月頃集中します。

したがって、税理士の冬〜春は繁忙期です。

 

と、言われています。

 

他人事のように書いた理由は、

わたしはそれが嫌で独立したからです。

 

実際わたしは、多少なりともこの12月〜3月は

イレギュラーな仕事が増えましたが

夜、土日にみっちり働くことはありませんでした。

その理由を考えてみました。

 

3食自炊して遊んで旅した

私の忙しさのバロメーターとして、

「3食余裕をもって自炊できるか」

というものがあります。

食事は、いまだけでなく未来にもつながる大事な時間。

絶対におろそかにしたくありません。

 

去年の暮れから幸いなことに、ずっと3食自炊することができました。

質素ですが、自分の体をいたわるものをいつも作っています。

 

もちろん、「繁忙期だから」と楽しみを先延ばしにすることはしません。

 

旅のサブスクを使って

姉と下北で遊んだり、

 

12月には京都、1月には横須賀、2月には三重県伊勢市に旅に行きました。

 

「遊んでばかりで稼げなかったら意味ないじゃん」

「お客様がいるのに遊ぶなんて！」

と思われるかもしれませんが、

自分の楽しみと健康を犠牲にしてまで稼ぎたいとも思わないですし、

ありがたいことに上記の時間を費やしても必要なお金は得られています。

 

また、既存のお客様に対しても返信がすごく遅れるような

こともありませんでした。

（「繁忙期なので。。」とお客様に言うことだけは避けたいです。相手には関係ないことですから）

 

理由①仕事を増やし過ぎなかったから

さて、繁忙期と言われる時期に、3食自炊して遊んで旅ができた理由の1つ目は、

すごく当たり前すぎることですが仕事を増やし過ぎなかったからです。

 

2022年にお手伝いした確定申告は7名のみ。そのうち、3名はコンサルティングなので

がっつり代行は行っていません。

 

実は、確定申告を請け負う年数は年々減っています。ほぼリピーターの方のみです。

というのも、以前は会計ソフトの紹介サービスに登録していて

少なからず依頼を受けていたのですがそれをもうやめているからです。

紹介会社ももちろん利用していません。

 

周りを見ていると40件、50件更には規模の大きなところだと100件以上の

確定申告を請け負っている方も多いので「7件」は非常に少ないでしょう。

でも、わたしにとって普段の仕事に支障がでないように

行うにはこの程度しかこなせません。

自分が余裕を持ってできるだけの仕事をする。私にとってはお金を得ることよりも大事です。

常に心がけています。

 

理由②過去の営業の積み重ねによる売上があったから

「そうはいっても書き入れ時に稼がなかったらやっていけないのでは」

という意見もあると思います。

そうならないように、売上の柱をいくつか作って、確定申告に集中させないようにしています。

 

一つ一つは大きくないけれど、積み重なると

それなりの金額になる売上の柱です。

 

例えば、スポットで行っている個別相談、メール相談などです。

これらも過去の営業（HPやブログ記事、Youtubeなど）によって依頼を受けることがあり

売上にちょこちょこ貢献してくれています。

税金の相談だけでなく、同業者からの独立相談なども受けています。

 

他にも、1月に書き上げた書籍の印税や、雑誌の執筆の依頼による売上、

 

外部からのセミナー講師依頼による売上もたっています。

 

確定申告時期に仕事の需要が増えるのは当然で、

それに頼っていたらいつまでも余裕のある働き方はできないと考えています。

そのため、売上を期間的にも、内容的にも分散させるためにこのブログ含め発信を続けています。

 

理由③優先順位をつけたから

最初に、「やりたいこと」を先に予定に入れるようにしました。

つまり、優先順位をやりたいこと＞仕事にしました。

また、一度入れた予定を仕事で上書きすることは絶対しませんでした。

 

そうでもしないと、

いつまでもやりたいことが先延ばしになるからです。

 

「でも、仕事が勝手に入ることもあるでしょう」

という意見もあると思いますが

仕事が勝手に入ることがないように工夫しています。

 

その一つは以前も書きましたが

自分のカレンダーを公開することです。

こうすることにより、

「あ、旅行の予定入れてたのに個別相談入っちゃった！」

が避けられます。

自分のカレンダーを公開するメリット。調整の時間をなるべくなくす

 

もうひとつは、

仕事＞遊びの予定

と考えないことです。

仕事も遊びも大事な人生の一部。

だからこそ同じカレンダーに入れて、

管理しています。

 

このような覚悟をいくつか持つことで、

繁忙期と言われる時期でも

自分のペースを保つことができます。

 

繁忙期をやめたいと思っているのに、

「繁忙期っすね〜」と慰め合うのはあまり意味がないと思っています。

わたしは本気で忙しくなりたくないし

やりたいことも犠牲にしたくないので、

お金＋時間のバランスを考えて行動しています。

 

まとめ

繁忙期と言われる時期に、3食自炊して遊んで旅ができた理由

を考えてみました。

いっぱい仕事を抱えるのは精神的に辛いです。（みてるのも）

本当にそこまで稼がなければいけないのか、

価格は問題ないのか、

もっと良い時間の使い方はないのか、

振り返ることが大事と考えています。

 

編集後記

金曜日は、20歳の息子のお祝いに

横浜・元町の写真スタジオで

記念撮影を。息子のジャケットは「RENCA」というレンタルファッションにて借りました。

「ブライダル！？」

というような

写真（見つめ合うとか）を照れながら撮りました(^^;;

 

最近のあたらしいこと

RENCA

ラヴィファクトリー

Nikon Z7Ⅱ

kenko ブラックミスト