上手な写真=良い写真?

SNSで誰もがすごい!と思う

写真が溢れていますが、

上手だから良い写真かというと、

そうとも言えないと思っています。

 

今の時代、ある程度上手な写真は

撮れてしまうけど、

そこに何か人間味というか、人間臭さというか、

そういうのがないと

魅力がないように思えます。

(更には生成AIもあるし)

 

下手だけど良い写真

も存在すると思っています。

 

下手だけど良いと思う写真

最近は毎日のようにカメラを持ち歩いて

写真を撮っていますが

「うわっ下手だな〜」

と思っても、「なんか良いな」

と思う写真があります。

 

例えば、今日早朝に近くの公園(公園と言っても

ほぼ山)で撮った写真。

雪でぬかるんだ急な階段を登りきったところに、

ぱっと目の前が開けて

うわまぶしい〜きれい〜と訳わかんないまま

撮った写真です。

 

逆光だし、手前が黒く潰れちゃってるし、

フレア(光のカブリ現象)みたいなのが発生しちゃってるし

構図もなにもないし

上手な写真じゃありません。

でもなんか好き。

朝一番の光に元気づけられたこのときの気分をずっと思い出せそうです。

もちろん、フォトログにもします。

フォトログを始めてから、自分の好きな写真がわかってきた

無事、お目当ての頼朝様ともお会いできました。(これは普通に撮れた)

 

次は、息子が近所のお寿司屋さんで撮ってくれた私の写真。

 

50mm単焦点レンズだからもうちょっと引いて撮ってくれればいいのに。

てか、ぶれてるし。髪の毛静電気立ってるよ。

もうつっこみどころ満載なんですけど

「ねえ撮って〜」と何度もお願いしてやっと撮ってくれた一枚で、

私にとっては宝物です。

息子とこのとき、この小さなお寿司屋さんで一緒にお寿司食べたな〜

というのはきっとこの写真を見てずっと思い出せそうです。

 

「上手」にこだわりすぎじゃないか

実は下手な写真にこそ味があるような気がしています。

AIで上手な写真をお願いすることができる時代、

何を撮っていくかというと

「(下手でも)良いと思える写真」

じゃないでしょうか。

 

写真スタジオで

ドレス着て、

キメキメにポーズ決めて

撮る写真もいいけど、

上の写真のような下手なんだけど

味がある写真もあっていい。

 

特に私はプロを目指すとかではないので、

もっと自由に撮っていきたいなと

あらためて思いました。

 

編集後記

昨日は、溜まってきた本の整理など。

最近は紙の本ばかり買っているので

すぐ溜まっちゃいますね。

 

最近のあたらしいこと

早朝の源氏山公園

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