夜もずっと明るい街で育った

私は生まれも育ちも東京で、

昼も夜も明るく騒音があることが

当たり前の環境で育ちました。

 

高校生の頃は歌舞伎町のそばの飲食店で

アルバイトし、

早朝までずっと明るい街を眺めていました。

 

社会人になったあとも

「勤務先の近くが良い」

と利便性を一番に重視して

昼も夜も明るい都会に住んでいました。

 

夜は真っ暗になる街に引っ越して感じたこと

去年私は鎌倉に引っ越してきたのですが、

私が引っ越したあたりは

夜本当に真っ暗になります。街灯がほとんどなく、これでもかという漆黒の闇。

 

24時間営業のお店や煌々と照らされる街灯が当たり前

の街にしか住んだことない自分には最初慣れませんでした。

 

でもそのうち「夜は暗くなる」ことが心地よくなりました。

やっぱり、夜は心も体もリラックスモードになるので、

刺激的なものを視界に入れたくないんですよね。

夜はちゃんと暗くなる。静になる。

都会では当たり前ではなかったことなので新鮮でした。

 

夜、ちゃんと暗くなる街に住むメリット

前に暮らしていた家は目の前がオフィスで、

夜まで電気がついていることがありました。残業ですね。

 

なぜか家の前にキラキラしたツリーがあったり。(クリスマスじゃないです)

(おしゃれで最初は良いと思っていましたが)

 

「夜も仕事ができる」街に住んでいると

多少なりとも引きずられてしまうのかなと。

 

自分はリラックスモードになっているつもりでも、

外界は煌々とした世界なので。

 

でも夜になって真っ暗になる街であれば

(もちろん近くに遅くまでやっているカフェもありません)

おのずと外で仕事する選択肢はないですし、

外が静かであれば家の中でもオフモードになります。

 

仕事は昼間明るいうちに集中して終わらせなきゃ、

というインセンティブがより強くなりました。

 

夜、ちゃんと暗くなる街に住む大きなメリットは、

この「メリハリをつける」ことと考えています。

 

特に仕事とプライベートの境目がない

フリーランスだからこそ、

メリハリをつけることは大切ですので

「夜になったら暗くなってどこも閉まって仕事できない」

くらいの強制力があるほうが

いいんじゃないかなと今は思っています。

 

編集後記

昨日は、早朝に源氏山公園へ写真撮影へお出かけ。

望遠レンズで見る世界は摩訶不思議で、

夢中になって覗きました。(本当に人んちを覗いているわけではない)

途中道に迷って退散。

夜は、お客様と打ち合わせ&会食。久しぶりに外食を楽しみました。

 

最近のあたらしいこと

鮨と酒 魚伸

カフェ・ロマーノ

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